オニオン侍の玉ねぎ亭

TRPGと声劇が大好きなオニオン侍のブログです!

タグ:4人用


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題名:
これは、今日見た夢の話です

作者:オニオン侍

人数:4人(1:3)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:15分


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【配役】

○男性

名前:男
年齢:不明
概要:苦しんでいる



○女性

名前:私
年齢:20代
概要:最近、夢見が悪い


名前:N
年齢:20代
概要:ナレーション。私の心中のようなもの


名前:母
年齢:50代
概要:優しい女性


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本文




N「夢というものは、時折、現(うつつ)との境目を曖昧にする」


私「あ……ぁ……どうしよう……どうしようどうしよう……だって、急に……それで……私……」


男「は、ぁ……はぁ……せめ、て……君と……一緒に……」


N「血の滴る切先を、男に向け抗うように前へと突き出した」


私「い、いやっ……!!」


男「う"っ……ぐ……ぅ……」


私「来ないで来ないで来ないでったら……!」


男「……はぁ……は、ぁ……君の困った顔が……大好きだ……」


N「まさに無我夢中。刺して、刺して、刺して、そして」


私「はっ……はっ……う、動かなくなった……?」


母「お風呂で溶かすまでは上手く行ったけれど、これ、どうしようかしら」


N「暗がりが突然開ける。そこは、見覚えのある場所。自宅の一室だった」


私「あ、れ……?お母、さん……?」


母「あっごめんね、大丈夫、大丈夫だから。そんな困ったお顔しないで」


私「わ、わたし……」


母「大丈夫、大丈夫よ」


私「ひ、人……刺しちゃって……襲ってきたから、こ、怖くって」


母「大丈夫。お母さんが一緒よ。ほら、お父さんも」


私「お母さん……お父さん……」


母「それにね、ほら。もう、こんなになっちゃったから。何も怖くないでしょう」


私「……そ、れ……何……?赤い、ドロドロしたの……ゴミ袋に入れてるの……何……?」


母「…………問題はね、これをどう処理するかなの」


私「ね、ねえ……お母さん?……お父さん……お父さんってば……!」


母「あなた、何かいい考えはあるかしら?埋める?そうね、やっぱりそうするしかないかしら……」


私「…………お母さん、それ……」


N「ふと、それは聞いてはならないのだとそう思った。そして、不思議なほどに冷静さを取り戻しこう告げた」


私「……ううん、なんでもない。あのね、小分けにしてトイレに流したらいいって聞いた事あるよ」


母「トイレに……そう、わかったわ」


私「私、やるから。それ、かして?」


母「そう……そしたら手袋しなくちゃね。持ってくるわ」


N「瞬きをする。見覚えのある、自室の天井が視界に映る」


私「……あ、れ……?夢…………?」


母「おはよう、どうしたの?お顔真っ青よ」


私「お母さん……?」


母「ええ、あなたのお母さんよ。可愛い私の娘ちゃん、何か怖い夢でも見たのかしら」


私「私…………ううん、なんでもない」


母「そう。朝ごはんできてるから、降りてらっしゃい」


私「うん、ありがと」


回想、男「……はぁ……は、ぁ……君の困った顔が……大好きだ……」


私「ひっ……」


回想、男「……大好きだ……」


私「はっ……はっ……あれは、夢……あれは夢、あれは夢なんだから……」


N「そう自分に言い聞かせ、今日という日を過ごしていく。そしてまた、夜はやって来る」





N「暗闇。気がつけば、必死に狭い路地を走っていた」


男「逃げ惑う姿も可愛いね……はぁ、はぁ……ほら、もっと逃げないと」


私「ひっ……!だ、誰か助けて……」


男「もっと大きな声出さないと……は?なんだ、お前」


N「突如として男の声が途切れた。そして、鈍い悲鳴が上がる」


私「あ……ぁ……お父、さん……?その人、刺しちゃったの……?どうしよう、でも、私……ううん、助けてくれてありがとう」


N「瞬きをする。暗闇から一転し、自宅の風呂場が現れる」


母「消臭してっと……あとは温度設定を変えて……」


私「……あれ…………?おか、あさん……」


母「あら?!びっくりしたわ〜、いつの間に来てたのって…………あらあら、どうしたのそんなに泣いちゃって」


私「私……泣いて…………」


母「大丈夫、大丈夫だから落ち着いて。あら、お父さんまで」


私「あ、お父さん…………」


母「ええ、なぜだか泣いちゃって」


私「私……私…………」


N「言葉を紡ぐ前に、私は意識を手放した」


母「あら、おはよう。……どうしたの、怖い夢でも見たの?」


私「おは……よう…………あれ……私、眠ってた……?」


母「ええ、それはもうぐっすり」


私「そっか……あのね、少し怖い夢を見てたみたい」


N「母の表情が一瞬強張った。そんな気がした」


母「そう……かわいそうに。もう少し、眠る?」


私「……うん、そうしようかな」


母「そう。それじゃ、おやすみなさい」


私「おやすみなさい」


N「同じ夢。人を殺す夢。今日は父親が代わってくれてよかった、など小さな安堵を感じる」


私「……夢、だよね」


回想、男「……はぁ、はぁ……ほら、もっと逃げないと」


私「ひっ……大丈夫、大丈夫……」


N「何度も言い聞かせながら今日も眠りについた。違和感の芽は、小さくも確実に芽生え、育っていく」





N「暗闇。直感的に、また同じ夢だとそう思った」


男「あ"あ"っ……ぐふっ…………」


私「……また……か……」


男「……は、ぁ……はぁ…………クソクソクソ……」


私「あ、お父さん…………また、代わってくれたんだ……ありがと……」


男「かはっ………ふざけんな……君と、一緒じゃなきゃ……」


N「瞬き。そして辺りに異臭と異様なほどの熱気が立ち込める。そこは使い慣れたはずの、自宅の風呂場だった」


母「ふぅー、もうちょっとかしらね」


私「夢……なのに、うう……すごい臭い……」


母「あらあら、お手伝いはいいっていったのに、来てくれたのね」


私「……うん」


N「浴槽に溜まった赤黒い液体をじっと見つめる」


母「無理はしなくていいのよ」


私「ううん、大丈夫。だって」


N「ふと、言葉を詰まらせる。その様子に母の表情が強張ったような気がした」


母「……どうしたの?」


私「ねえ、これ夢だよね?」


母「夢、ね。そうね。夢だといいわね」


N「母は再び黙々と作業を始めた。それからは、何も尋ねる事ができなかった」





N「人だったものを小分けにし、トイレに流す。流す。流す」


母「もう一息ねぇ。交代しなくて大丈夫?」


私「うん。お風呂場は綺麗になった?」


母「バッチリよ!お父さんも手伝ってくれたから」


N「父はついでにシャワーを浴びたようで、髪の先からは雫が滴っていた」


私「……お父さん」


N「私は無意識的に、父を呼び止めていた。それ以降、何の言葉も発さない私を父は不思議そうに眺めている」


私「ううん、何でもない。もう少しだから、頑張るね」


母「じゃあここはお任せして、私達はお夕飯の支度でもしましょうか」


N「人だったものを小分けにし、トイレに流す。流す。流す」





男「捕まえた」


私「い、いやっ……!お父さん……お父さん……!助けて……!」


N「ぎしり、と両腕が痛む。頬には固いアスファルトの感触。辺りは暗い路地裏のようだった」


男「一緒に、死んでくれるよね」


私「離して!離してぇっ……!」


男「ああ、夢みたいだ」


N「これも、夢のはずだった」


男「ずっと一緒に居ようね」


私「あ……ぁ……」


N「馬乗りになった男は、ゆっくりと愛しそうに私の首を絞めていく」


私「おと……さん……おかあ……さん……」


N「大丈夫。これも、夢のはずだから」


男「ああ、夢みたいだ!!」


N「大丈夫。これも、夢のはずだから」


~完~




【あとがき】

タイトルの通り、この台本は『私が今日見た夢の話』を読み物として体裁を整えただけのものです。中身も、意味も、オチもなーーーんにもありません!これはきっと、夢だったはず。


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題名:聲と贄と
作者:オニオン侍

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※本作における著作権管理・利用について
本作は著作権フリーであり、サークル活動、無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。
また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。

※グロテスク、暴力的な描写がございます。ご注意下さい。

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時間:10分弱

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※配役

○男性

名前:男
年齢:20代
概要:新しい「食材」を見つけた

名前:B
年齢:自由
概要:痛がりがち。演じ分けが忙しい。

○女性

名前:N(ナレーション)
年齢:自由
概要:雰囲気作りはあなたのお仕事

名前:A
年齢:自由
概要:痛がりがち。演じ分け有り。

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本文



N:ある日突然「全ての食材の聲」が聞こえるようになった。牛、豚、鶏…全ての動物、野菜、果物、穀物…全ての植物、その全ての聲がはっきりと。調理されてなお、その聲は聞こえ続ける。

A:いっぱいごはんくれてありがとう。

B:おひさまあびてきもちいねえ。

A:おかあさんおとうさんはどこにいったの。

B:いやだいやだいたいいたいいたいやめてやめてやめて。

A:あついあついあついあついよ。

B:どうしてすてちゃうのやだよ。

N:唯一、聲の聞こえぬ食材があった。

男:なんだ…こうすりゃよかったんだ。はは…大発見じゃね?

N:暗い台所の隅。部屋に滲む咀嚼音。

男:さすがに殺す前はうるせえけど…他のと違って料理しちまえば静かになるんだな。あー…静かに飯食えるの久しぶりだ…懐かしいな。

N:食材は皆全て、胃液に触れるまでその聲を上げ続ける。遡ること数時間前。街中のレストランにて。

A:ね、ねえ…どうしたの?顔、怖いんだけど…

男:俺さ、あんまり趣味とかなくてさ。

A:え…?あ、うん…。

男:美味い飯食うのが、まあ唯一の楽しみだったわけ。

A:わっ私も、美味しいご飯は好きよ。

男:それなのによ、最近の世の中どうなっちまったんだろうな?飯が、うるせえんだ。

A:う、うるさい…?

男:俺が何食おうか勝手だろ?それなのにぎゃーぎゃーわめいてよぉ…。これもそうだ、さっきからうるせえよ。

B:あつあつのハンバーグになれた。嬉しいなぁ。ねえ、早く食べてよ。さめちゃうよ。

A:えっと…これって…ハンバーグ、だよね?

男:食えっていう割によぉ、ナイフで刺してやったら喚くんだ。

B:あ"っ…い、いたい…いたいいたいいたいいたい…はやく、はやく食べて…はやく…食べて…。

A:…ごめん。何を、言っているのかわからないよ…。

男:……は?

B:はやくはやくはやくはやく、いたいいたいいたいいたいいたい。

A:体調悪いの…?大丈夫…?

N:テーブルに叩きつけられるナイフとフォーク。一同の視線が男に集まる。

男:…俺の頭がおかしいって言いたいのか?なあ。

A:ち、ちが…。

男:なあ、声、聞こえるよなぁ?うるせえこいつらの声がさぁ…。

B:いたいよ、いたいよ、食べてよなんでどうしてひどいひどいひどい。

A:ま、待って…落ち着いて話そう?

男:…ちっ。

A:えっあっ、待って!

N:会計を女に済まさせ、男は自宅へと足を運ぶ。怯えながらも女はそのあとを追った。

男:座れよ。

A:う、うん…。

B:女の子だ、いらっしゃい、ぼくを食べてくれるかな。甘くて美味しいよ!

男:うるせえなぁ!!静かにしてろよ。

A:ひっ…ご、ごめ…あ…。

N:女は肩を震わせ、思わず発しそうになった声を両手で塞いだ。

男:…お前はえらいなぁ。

A:え…?

B:なでなでしてる、いいなぁ、ぼくもぼくも。ママにあいたいなぁ。

男:黙れつったら、ちゃんと黙ってくれるもんな…。

N:男は優しく女の頬を撫で、口角を上げ微笑む。男の手には、包丁が握られていた。

A:ひっ…ぁ…あ…。

男:こいつらはさぁ。

B:い"っ…いたいいたいいたい、早く食べて早く!!!

男:刺しても。

B:いたいいたいいたいいたい!!

男:刺しても。

B:はやくはやくたべてたべて!!

男:この通りうるせぇんだ…。なぁ、聞こえるだろ?

A:…あ…、き、聞こえるよ、聞こえる。

N:必死に女は頷いてみせる。トマトからずるりと包丁が抜かれ、そして女に向けられた。赤い汁が滴り落ちる。

男:だよなぁ…じゃあ、今、こいつ、なんつってる?

A:え、あ…。

N:沈黙。カチカチと女の奥歯が揺れる音が微かに響く。

男:…そうか、そうなんだな、あーわかっちまったな、そうかそうかそうか、おかしいのは世界じゃねえのか、俺なんだな?なあ、だからそんな目で俺を見てんだろ。なあ?

A:あ"っ…い、痛い痛い、痛いよ…やめて、やめてやめてやめて!

N:向けられた包丁は、女の肩口にゆっくりとねじ込まれていく。

男:あーあーお前もうるせえな、黙れよ、なあ、黙ってくれよ!

A:ひっ…ひっ…うぐっ…ふっ…ふっ…ぐ…ぅ…。

男:……。…へえ。

N:必死に両手で口を塞ぐ女。その様子に、卑しい笑みを浮かべる男。容赦なく包丁は抜かれ、再度切り落とすように肩口に突き立てられる。

A:んんんんんんん"っ!!

男:偉いなぁ、お前は偉いよ。俺が黙れつったからちゃんと静かにしてんだもんなぁ?偉い、偉いよ。

A:ひっ…っぐ…ぅ…。

N:そして、優しく頬を撫でながら女の右腕を切り落とす。同時に、塞がれていた口が開けられ、激しい悲鳴が部屋に響いた。

男:あーあーうるせえ、うるせえ、うるせぇ…。

B:いたいいたいいたいいたい。

A:いたいいたいいたいいたい。

B:なんでこんなことするの。

A:な…んで…。

男:…うるせえ、黙ってろ。

N:男は、女の右腕に耳を寄せる。そして。

男:あはっ。

N:子供のような無邪気な笑みを浮かべ、嬉々として右腕にかぶりついた。それはあまりにも不気味で異様な光景だった。

男:…いいじゃん、いいじゃん、いいじゃんかよぉ。切り離しちまえば静かになんだなぁ、おい!

A:ひっ…ひっ…やめ、やめて…やめて…。

B:いたいいたいいたいいたい。

男:お前さ、俺のこと愛してるって言ってたよな。

A:…はっ…はっ…。

N:女の意識は既に途絶えかけていた。息が上がり、目は虚でどこを見ているかもわからない。

男:俺のために色々してくれたもんな、ありがとうな。

B:ひどいひどいひどい。

男:最後まで黙ってくれてんだな、ありがとうな。お前は最高だよ、最高の-。

間。

N:唯一、聲の聞こえぬ食材があった。

男:なんだ…こうすりゃよかったんだ。はは…大発見じゃね?

B:女の子食べ物じゃないよちがうちがうちがう。

N:暗い台所の隅。部屋に滲む咀嚼音。

男:さすがに殺す前はうるせえけど…他のと違って料理しちまえば静かになるんだな。あー…静かに飯食えるの久しぶりだ…懐かしいな。

N:幸せそうに女を食べる男の姿が、そこにあった。女を一口頬張り、堪能するように咀嚼する。

A:わたしはあなたをー。






【Special Thanks】


音声投稿サイトHEARにて、うまのしっぽ団様が投稿してくださいました!
キャラ達に魂を吹き込んでいただけて本当に嬉しいです!
こちらから登録なしでお聴きいただけますので、ぜひ!!↓

https://hear.jp/sounds/PyiVdA

シティポップ
題名:シティポップキャンディは眠らない 作者:出崎真純/オニオン侍
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※本作における著作権管理・利用について 本作は著作権フリーであり、サークル活動、 無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。 また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、 必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。
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時間:20分~30分
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※配役(男女比:2:2 ※兼役含み)
△男性
名前:イヌ 年齢:3歳 概要:「ワタシ」が幼少期に飼っていた雄の柴犬。実際は心優しい青年。
名前:マスター(クマ)/ウサギ 年齢:30歳/45歳 概要:優しい中年マスター/街路樹の脇にあるダンボールで暮らす薄汚れた白兎。実際は野生の中年男性。

△女性
名前:私/ワタシ 年齢:22歳 概要:都会のスマートな恋愛に憧れているOL。北海道出身の田舎者。 名前:ネコ 年齢:23歳 概要:夜の蝶の猫。実際はセクキャバ嬢。とても口が悪い。
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※本文
私「だからですね、私は、こう、白馬の王子様みたいにですねぇ」

   マスター「ちょっと、呑みすぎだよ」

   私「えぇ? 可愛すぎ? うふふ、ふふふふ。 デュフフフフ!」
 
マスター「怖い怖い」

   私「マスターおかわり! シティポップキャンディ!」
 
マスター「このカクテルってね、ナンパ男が、女の子に呑ませるような強いものなんだよ?」

私「えぇ!? 私のことナンパしたいんですか!?」

   マスター「そうじゃなくて」

   私「駄目ですよ、マスターは奥さんが居るもの。それに、熊みたいに大きいもの」
 
マスター「僕、どうして勝手に振られているのだろう」
 
私「今日くらい酔ったっていいじゃないですか……今日くらい」
 
マスター「酷い男だったものね……」
 
私「田舎者だってね、夢くらい見るんですよ。都会の、こう、素敵な夢くらい」

   マスター「……この一杯で最後にするんだよ」

   私「いただきまぁす! ごっつぁんです!」
 
マスター「こらこら、一気に飲んだら」

   私「あれぇ? マスター、どうして急にグニャグニャしてるの? 都会の流行りってやつ?」
 
マスター「こりゃあ重症だ……ああ、いらっしゃい。お好きな席に――」

   私「大体さ、田舎娘にだって、節操くらいあるのにさ、あの男は」
 
マスター「ちょっと――ちゃん――そろそ――」
 
私「え? なぁに、マスター」

   マスター「だから――今日はも――」
 
私「なあに!」
 
クマ「――だから、そろそろ帰ったらどうだい?」
 
ワタシ「あら。ワタシそんなに酔ってないよ、クマさん」
 
クマ「クマじゃないよ」

   ワタシ「クマにしか見えないよ。北海道で見たことあるもの。そっくり!」

   クマ「この子目が据わってるよ……完全にスイッチ入っちゃった」
 
イヌ「マスター、ウィスキー、ロックで」

   ワタシ「あれ? イヌ?」
 
イヌ「は、はい?」
 
クマ「他のお客さんに絡まないの」

   ワタシ「イヌじゃない! ちょっと、どうして東京に居るの!」
 
イヌ「人違いだと思いますが……?」

   ワタシ「人違いな訳ないわ! 貴方、柴犬だし、それに、赤い首輪も……」
 
イヌ「これはネクタイですよ」
 
ワタシ「あとこの目。見せて、ほら」

   イヌ「いや! ち、近いです!」
 
ワタシ「やっぱり……イヌ!」
 
イヌ「うわぁ!」
 
クマ「他のお客さん抱きしめないの!」

   ワタシ「イヌ! うりうり! ここか! ここがいいのか!」
 
イヌ「首! やめてください! 首!」

   ワタシ「どうして勝手に死んだりしたの、イヌ。ずっと一緒って約束したじゃない……」

   イヌ「……あぁ、いや、その」

   クマ「そろそろ、タクシー呼ぼうか」
 
ワタシ「やだ! この子、目を離すと何処かに行くもの!」
 
クマ「お客さん、すいません。普段はこんな失礼なことをしない子なんですが」
 
イヌ「いいんです。何かあったのでしょう? 目が少し、腫れていますし」
 
クマ「ええ、まあ」
 
イヌ「この方、送っていきましょうか?」

   クマ「いやぁ、そんなことまで」

   ワタシ「イヌぅ……」

   イヌ「こんな様子ですし……」
 
クマ「……すいません、いや、ほんと」

ワタシ「ほら、イヌ、おいで」

   イヌ「どうしてネクタイの先を摘んでいるのですか」

   ワタシ「いつもこうしていたじゃないの」

   イヌ「いや、ですから僕は……」
 
ワタシ「ほら、見てご覧。あんな大きな建物、地元にはなかったでしょう? 新宿センタービルっていうの」
 
イヌ「えぇ、何度か行ったことがあります」

   ワタシ「えぇ! イヌが?」
 
イヌ「はい」

   ワタシ「はっはっは! うっそだぁ!」

   イヌ「本当ですよ」
 
ワタシ「犬じゃん!」

   イヌ「犬じゃないです」
 
ワタシ「それにしても、久しぶりだよね」

   イヌ「なんにも聞いていないですね……」

   ワタシ「イヌが死んで、十二年くらい経った頃かな。大学を卒業して、すぐ上京したんだ」
 
イヌ「どうして、わざわざ東京に?」
 
ワタシ「どうしてって、それは……」

   イヌ「えぇ」
 
ワタシ「……なんか、お洒落じゃん?」
 
イヌ「田舎者丸出しですね」

   ワタシ「うるさい!――あ、電柱だ。ほら、イヌ」
 
イヌ「なんですか?」
 
ワタシ「おしっこしておいで」

   イヌ「しませんよ!」
 
ワタシ「え!? 何処かでしてきたの?」

   イヌ「いや、それはまあ……」
 
ワタシ「なに、誰と散歩したの! 浮気?」

   イヌ「一人でトイレでしたんですよ!」

   ワタシ「と、トイレ! トイレで出来るの!? うちの犬すげぇ!」

   イヌ「いや、だから……あー痛い。周りの目線が痛い」
 
ワタシ「よーしよしよし!」

   イヌ「うわっ! 撫でないで下さいよ!」
 
ワタシ「偉いね、イヌ」

   イヌ「……なんてずるい顔してるんですか。言い返せないですよ」
 
ワタシ「なに?」

   イヌ「なんでもないです。それより、イヌってなんですか?」
 
ワタシ「イヌはイヌでしょ? 私の犬は、イヌって名前じゃないの」
 
イヌ「ん、ん? んー、ああ、そういう」

   ワタシ「あ! ウサギだ!」

   イヌ「ウサギ? ちょっと、引っ張らないで! 首が!」 

* 

ワタシ「チッチッチ。ほら、おいで! チッチッチ」
 
ウサギ「なんだよお前ら」
 
イヌ「ちょっと、まずいですって……」

   ワタシ「こんな所で何をしているの、ウサギさん。ボロボロじゃない」
 
ウサギ「ウサギじゃないわ!」

   ワタシ「ウサギじゃないの!」

   ウサギ「もしかして国の人間か? この公園は俺の家だ! 出て行かんぞ!」
 
イヌ「ごりごりの野生のオジさんじゃないですか!」
 
ワタシ「国? ああ、保健所の人なんかじゃないよ、ウサギさん」
 
ウサギ「だからウサギじゃねぇって」
 
ワタシ「ほらイヌ! ちゃんと言って、私達は善良な人と犬だって」
 
イヌ「ネクタイ引っ張らないで下さいよ」

   ウサギ「お、俺は何のプレイを見せられているんだ……?」
 
イヌ「そういうんじゃないです!」
 
ウサギ「どう転んでもそういうのにしかみえねぇよ」
 
ワタシ「まだ春先だよ? こんな寒空で寝てたら、風邪引くと思うよ」

   ウサギ「仕方ねぇだろ、人を待ってんだ」

   ワタシ「飼い主? 可哀想に、誰かに捨てられたのね」

   ウサギ「いや、俺はそういうプレイはしねぇ」
 
イヌ「こっち見ながら言わないで下さいよ!」
 
ワタシ「うちにおいで、暖かいから」

   ウサギ「行きます」
 
イヌ「こら!」

   ウサギ「冗談だよ馬鹿野郎。なんか飯もってねぇか。腹減ってんだよ」

   ワタシ「はい、お食べ」

   ウサギ「おう、なんだこれ……キャベツの芯じゃねぇか!」
 
ワタシ「好きでしょう?」
 
ウサギ「ぐえっ! こんなもん口に突っ込むんじゃ――うめぇ! 極限状態で食べるキャベツの芯うめぇ!」
 
ワタシ「よかったね」
 
イヌ「馬鹿だ、馬鹿が二人居る」
 
ウサギ「もっとくれ!」

   ワタシ「ちょっと待ってね」
 
イヌ「行きますよ! ほら!」



ワタシ「はぁ、はぁ……どうしたの、突然走り出して」

   イヌ「どうしたじゃないですよ! なに野生のオジさん餌付けしているんですか!」
 
ワタシ「なに言ってるの、可愛いウサギだったじゃない」

   イヌ「もしかして、目がないんですか……?」
 
ネコ「お兄さぁん、うち寄ってかない?」

   イヌ「え? いえ、その、あの」

   ワタシ「なになに?」
 
ネコ「チッ、彼女持ちかよ。話しかけて損した。さっさとどっかいけよ」

   ワタシ「ネコだ! ネコが黒いドレス被ってる! 可愛い! ネコ被りだ!」

   ネコ「はぁ? 誰がネコ被りだ芋女!」

   イヌ「あながち間違いじゃない……」
 
ネコ「おいヒョロガリ! 聞こえてんぞ! 喧嘩売ってんのかオラ!」
 
イヌ「申し訳ございませんでした」
 
ワタシ「ヒョロガリじゃないもの! イヌだもの!」

   ネコ「い、犬? てか、あんた、なんでこいつのネクタイを引っ張ってんの?」 ワタシ「だって、犬だし」
 
ネコ「あ、あぁ、そういう……」
 
イヌ「こっち見て言わないで下さいよ!」

   ワタシ「ネコちゃん、こんな街中でなにをしているの?」
 
ネコ「なにって、仕事に決まってるでしょ。客引き」

   ワタシ「猫カフェかな?」
 
ネコ「違うし。セクキャバよ、セクキャバ」

   ワタシ「セクキャバって?」

   イヌ「し、知りませんよ。ええ、本当に」

   ネコ「まあ、お触り出来るキャバクラってとこ」   

ワタシ「猫達と、にゃんにゃん出来るってこと?」
 
ネコ「なにおっさんみたいなことを言っているのよ。でもまあ、そうね」
 
ワタシ「行きます!」
 
イヌ「行きません!」
 
ネコ「どっちだよ!」
 
ワタシ「なあに、イヌ。嫉妬してるの?」

   イヌ「してません」
 
ネコ「……ぷっ。あはは。ほんと、なんなのよあんたら」
 
ワタシ「笑ってる……凄い可愛い」
 
ネコ「あんたの主人、目つきが怖いんだけど」   

イヌ「すいません」
 
ネコ「はあ……そろそろ休憩なの。路地に行くけど、あんたら、何か飲む?」

   ワタシ「呑む!」
 
イヌ「はあ……ノンアルコールでお願いします」



ネコ「――そう。災難ね、あんた」
 
イヌ「まあ、ええ。あ、コーヒーご馳走様です」
 
ワタシ「イヌ、見て! 凄いよ! カバが居る! あ、シマウマも!」
 
イヌ「遠くに行ったら駄目ですよー!」
 
ネコ「ここまで仕上がってる酔っ払い、はじめて見たわ。なに呑んだの?」
 
イヌ「最後の一杯しか見ていないですが、シティポップキャンディでした」
 
ネコ「うわぁ。ちょっと芋女、何杯いったのよ」
 
ワタシ「私? えっと、1、2、3、456789――」
 
ネコ「あーもういいもういい。化物ね」

   イヌ「……こういう仕事、長いんですか?」
 
ネコ「なによ急に」
 
イヌ「いえ、その。なんとなく」

   ネコ「――18からだから、もう5年くらいになるかしら」
 
イヌ「大変ですね」
 
ネコ「あんたになにが分かるのよ」
 
イヌ「あ、すいません……」
 
ネコ「別に……まあ、でも、正解よ。結構大変な仕事。上下関係は厳しいし、客はろくでもないし、男との出会いもクソ食らえって感じだしね」
 
イヌ「そうですか……」

   ネコ「……はあ。なに、なんなの?」

   イヌ「え?」
 
ネコ「言いたいことがあるなら言いなさいよ。顔に書いてる」

イヌ「あー……えっと、そんなに大変なら、どうして五年も?」
 
ネコ「美人だから」

イヌ「うわぁ……」
 
ネコ「はぁ!?」
 
イヌ「うわぁ!」
 
ネコ「ちょっと芋女。私、美人?」

ワタシ「とっても可愛い! 連れて帰りたい!」
 
ネコ「鏡の横に置きたいわね、この子」
 
イヌ「早く酔いが覚めるといいのですが」
 
ネコ「――まあ、色々あるのよ。こういう仕事をしている人は、誰だってね。…頼れる身内なんて、居ないしさ」
 
イヌ「すいません、僕――」
 
ネコ「いいのいいの。そういうつもりで言ったんじゃないから」
 
ワタシ「チッチッチッチッ。おいで、チッチッチ」
 
イヌ「なんていえばいいか分かりませんが……応援しています」
 
ウサギ「キャベツの芯うめぇ……」
 
ネコ「あはは、ありがとう」
 
ワタシ「よしよし」
 
イヌ「ちょっとなにやってるんですか! うわ、野生のオジさんだ!」
 
ウサギ「ちげぇよウサギだよ。いや人間だよ馬鹿野郎」
 
ワタシ「そこでね、ゴミ箱を漁っていたから、つい」
 
イヌ「つい、じゃないですよ!」
 
ネコ「……うそ、パパ?」
 
ウサギ「あ……なんで、お前、ここに……」
 
ワタシ「え……猫じゃなくて、ウサギの子だったの?」
 
イヌ「しっ」
 
ネコ「――へえ、その様子だと、まだ馬鹿みたいにホームレスやってるんだ」
 
ウサギ「……その、いや」
 
ネコ「そんな汚ったない格好して、情けなくないの? 臭いんだけど」
 
ウサギ「お、お前は元気そうだな」
 
ネコ「うるさい! 何でまだ生きてるんだよ! お前なんか、お前なんかっ――」
 
ワタシ「やめなさい」
 
ネコ「っ! くそっ……」
 
ウサギ「あっ、おい!」
 
ワタシ「イヌ、追いかけて!」
 
イヌ「は、はい!」
 
ウサギ「――ごめんな……」



ウサギ「――キャベ芯、うめぇな」
 
ワタシ「一杯食べて。やっぱり、お家の公園だと落ち着くみたいだね」
 
ウサギ「おう……」
 
ワタシ「ネコちゃん、娘だったんだ」
 
ウサギ「ああ、そうだ」
 
ワタシ「どうして別々に暮らしているの?」
 
ウサギ「猫と兎じゃ、合わないだろ」
 
ワタシ「ああー確かに!」
 
ウサギ「納得すんな馬鹿野郎。冗談だよ」
 
ワタシ「……でも、それってとても、寂しい事だと思う」
 
ウサギ「…人を待ってるんだよ、俺」
 
ワタシ「さっきも言ってたね。誰を――」
 
ネコ「――離せって、くそ! いかねぇっつってんだろ!」
 
イヌ「すいません!」
 
ネコ「謝るなら離せっつーの!」
 
ウサギ「お前……」
 
ネコ「あ……」
 
ウサギ「……その、あれだ。久しぶ――」
 
ネコ「いい加減にしろよ!いつまでも死んだママを待ちやがって!」
 
ワタシ「え……?」
 
ネコ「ウジウジしてさ!来るわけないじゃん、死んだんだから!もう何年経ったと思ってんの?!もう居ないんだよ、どこにも!あんたの家族は私だけなんだよ!なのに…なんで、死んだ人のこと、ばっかなわけ?!」
 
ウサギ「…すまん」
 
ネコ「…はぁ?なに、今更…謝ってんの」
 
ウサギ「……その、なんだ。とりあえず、座るか?」
 
ネコ「ダンボールじゃん」
 
ウサギ「嫌か」
 
ネコ「……別に」
 
ワタシ「…行こっか」
 
イヌ「はい」



 ワタシ「ウサギさんとネコちゃん、上手くいくかな?」
 
イヌ「きっと大丈夫ですよ。きっと」
 
ワタシ「イヌ、見てご覧。夜中なのに、街がこんなに明るいよ」
 
イヌ「東京ですからね」
 
ワタシ「人も一杯いるね」
 
イヌ「新宿ですから」
 
ワタシ「なんだか、宝石みたいだね」
 
イヌ「そうですね」
 
ワタシ「あのね、イヌ」
 
イヌ「なんですか?」
 
ワタシ「イヌが死んだ後ね……ワタシ、なんとなく、待ってたんだ。ウサギさんみたいに」
 
イヌ「そうなんですか?」
 
ワタシ「多分、受け入れられなかったんだと思う。だって、まだ三歳だったんだよ、君。早すぎるよ」
 
イヌ「そうですね……」
 
ワタシ「覚えてる? ワタシが子供の頃、野良犬に襲われた時さ、君、家から走って助けに来てくれたんだよ。まあでも結局、私が木の棒で追い払ったんだよね」
 
イヌ「ふふ、なんですかそれ」
 
ワタシ「あはは、笑っちゃうよね。――でもね、あの時の君、かっこよかったなぁ。白馬の王子様って、こういう感じなんだろうなって、そう思ったんだ。――いてて!」
 
イヌ「大丈夫ですか?」
 
ワタシ「頭痛い……なにこれ」
 
イヌ「呑み過ぎですよ、やっと気づきましたか。顔の赤みも随分引きましたね」
 
ワタシ「はぁ……二日酔い確定だなぁ」
 
イヌ「明日はお休みですか?」
 
ワタシ「うん、お休み」
 
イヌ「なら、ゆっくり休むといいですよ」
 
ワタシ「そうだねぇ……ねえ、イヌ」
 
イヌ「なんですか?」
 
ワタシ「君、死んだんだよね、やっぱり」
 
イヌ「……そうですよ、死にました」
 
ワタシ「そっか……そうだよね。あはは、うん、知ってた」
 
イヌ「なんですか、急に」
 
ワタシ「多分、もうすぐお別れなんだね」
 
イヌ「……ええ」

ワタシ「今日は、会いにきてくれてありがとう。変な男に振り回されてさ、ちょっと疲れてたんだ。もうやだなーって。だから、助けにきてくれたんだよね? あの時みたいに」
 
イヌ「元気になりましたか?」
 
ワタシ「うんっ。もう、超元気。さっさと忘れて、また新しい恋でも探すさ!」
 
イヌ「……僕、君の事、忘れませんから」
 
ワタシ「ありがとう。ワタシも、イヌの事、忘れ、な――」
 
イヌ「あれ、ちょっと! しっかりして下さい!」
 
ワタシ「ねむ、い――」
 
イヌ『ばいばい』

私「うん、ばいばい――」



私「……あ」
 
マスター「おはよう」
 
私「ぎゃあああああ!」
 
マスター「わぁあああああ!」

私「な、なんですか! どこですかここは!」
 
マスター「し、心臓に悪い……。ここは店のバックヤードだよ」
 
私「えっと、私……」
 
マスター「昨日こと、覚えていないのかい? 他のお客さんを引っ張ってお店を飛び出して、その後、担がれて帰ってきたんだよ」
 
私「誰ですか、その野蛮な女は」
 
マスター「君だよ……。あのお客さん、凄く良い人でね。女の子を連れ帰る訳にも行かないからって、わざわざここに相談しにきてくれたんだ。で、とりあえず店のソファにって流れで」
 
私「す、すいませんでした!」
 
マスター「いいのいいの。あんなに呑むなんて、よっぽど堪えていたんだろうね」
 
私「いやぁ、ははは……」
 
マスター「お水飲む?」

私「い、頂きます……」
 
マスター「ああ、そうだ。お昼に様子を見に来るって言っていたから、あとでご挨拶しないとね」
 
私「分かりました……」
 
マスター「……良い男だよ、彼」
 
私「へ、へぇ」
 
マスター「イケメンだよ、イケメン」 私「ほー……!」
 
マスター「帰り際、君、彼の背中に吐いたらしいよ」
 
私「うわぁ……もう駄目だ、おしまいだ! 現実逃避したい……」
 
マスター「ははは、しっかり感謝しないとね」

私「……あの、マスター」
 
マスター「なんだい?」
 
私「迎え酒って、知っていますか?」

~完~



◎ご紹介
▼金沢学院大学演劇部の皆様が演じてくださいました!とっても嬉しいです、ありがとうございます~!
↓こちらからご覧いただけます!



ボイスドラマサークル烙印物語projectの皆様が演じてくださいました!本当にありがとうございます~!!嬉しい!!
↓いただいた画録をYouTubeの方に投稿させていただきましたので、ぜひこちらからご覧ください!

▼雨ヤドリの皆様がYouTubeにて演じてくださいました!ありがとうございます〜!私もリアタイ視聴させていただきまして、とても感動しました!
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