オニオン侍の玉ねぎ亭

TRPGと声劇が大好きなオニオン侍のブログです!

タグ:いわくつきマンション2

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題名: 涙と扇①

#32

作者:オニオン侍

人数:2人(2:0)


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【本作における著作権管理・利用について】 

本作は

【金銭目的としない活動(身内での声劇に使用、配信、舞台化、ボイスドラマ作成など)】

にご利用いただけます。

【配布・販売】はいかなる場合においても、禁止しております。

また、利用の際の報告は不要であり、 

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。 

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!) 

(配信などございましたらぜひお教えください!) 

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時間:15分

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【配役】


○男性

名前:蔵内 涙(くらうち るい)

年齢: 18

概要: 不思議現象にとても興味がある。今年から大学生になるため、住む場所を探していたらこのマンションを不動産に勧められて入居するに至った。写真館のアルバイトをしながら、カメラマンの修行をしている。



名前:香原 扇(こうはら おうぎ)

年齢: 故23(死後50年経過)

概要: 焼き鳥屋の3代目。店が火災に見舞われ、秘伝のタレを守ろうとしたが大火に包まれ死亡。現在はマンションの一室に住み着いており、話し相手を探している。


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涙(♂):

扇(♂):

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▼はじめに

①この台本はmixi2の『いわくつきマンション2』という世界観共有一次創作コミュニティにおける活動の一環です。『人間と幽霊がマンションの一室で同居する』をテーマに交流を楽しんでいます。


『蔵内涙』君の創作主である方と『いわくつきマンション2』のコミュニティ主さん(運営代理)に掲載許可を得ております。


③他の参加者の方は一切関係ございませんので、巻き込む事はなされないようにご注意ください。あくまで作者の作成した『香原扇』と、相方である『蔵内涙』君が、2人でこんなを会話していたら可愛いなぁという妄想を詰め込んだ作品となっております。


④以上を踏まえてどうかお楽しみください。私たちの子に魂を吹き込んでいただけると嬉しいです。



本文↓



涙「よいしょっ……と!はあー、これで引越し完了ー!」


扇(ふぁーあ………お?誰か来たか?)


涙「それにしても家賃が安くて助かるなあ。いわくつきだから、って聞いてるけど……部屋も綺麗だし、そんなに怖い感じはなさそうなんだよなあ」


扇「よっ!!初めましてだなあ!」


涙「お、おわぁぁぁっ?!」


扇「俺は香原扇!」


涙「ひ、人が!!天井からでろん!って」


扇「おっと、悪い悪い!逆さまでご挨拶は失礼だったな。どっこいしょっと」


涙「う、浮いてる……空中で回転してる……」


扇「君、名前聞いてもいいか?」


涙「へ?え、あ……く、蔵内……涙……」


扇「涙君か!素敵な名前だなあ!ハイカラってやつだな」


涙「ハイカラ……」


扇「歳は俺よりすこーし下くらいか、ってまあ……死んでから結構経ってんだけどな!わはは!」


涙「えっ、し、死んでるんす、か……?」


扇「そーそー、焼き鳥屋やってたんだけどなあ。火事で燃えてなあ。その時に死んじまったんだ」


涙「そ、そうなんすね……じゃ、じゃあ、扇さん?は、幽霊……ってことすか?」


扇「おう、幽霊ってやつだな!きっと!」


涙「そうなんすね……こ、ここに、住んでるんすか?」


扇「住んでるっちゃー、住んでるな!これからよろしくな、涙君!」


涙「え?!え、あ、よ、よろしくっす」


扇「まずは荷物の片付けだよなあ。手伝ってやれたらいいんだけど、ご覧の通りなわけよ」


涙「す、透けてる!というか箱に貫通してる!」


扇「悪いなあ。幽霊ってのは、ふよふよそこらへんで浮くくらいしかできないみたいなんだよなあ。あ、応援は目一杯するからな!」


涙「あ、ありがとうございます?」


扇「まあ初日くらいはゆっくりしたってバチは当たらんさ!ほらほら、座って座って」


涙「ふ、ふふ、俺の部屋なのにお客さんみたいだ」


扇「わはは!ほんとだな!悪い悪い。なんせしばらく誰も居着いちゃくれなくてなあ。涙君と話せて舞い上がっちまった!」


涙「そうなんすね……」


扇「まあ、いきなり幽霊が居候でいますなんて言われたら、普通は出ていくわなあ」


涙「あ、お、俺は……もしかしたら、不思議な体験できるかもって、ちょっと楽しみにしてたんす。だから、扇さんに会えて、嬉しいっす」


扇「……涙君……」


涙「ど、どうしたんすか、すいません何か気に障る事言いました……?」


扇「……俺は!!嬉しすぎて!!今!!涙君を!!抱擁できない事が!!!悔しいよ!!」


涙「おわぁぁぁあひ、ひんやり!ひんやりしてるっす!こ、これハグ?!ハグなんすかね?」


扇「おおんおおん、そんな嬉しい事言ってくれるなんて、思ってもみなかった……。ありがとうな、涙君」


涙「扇さん……へ、へへへ!なんだか俺まで嬉しくなるっすね。……あの、これから同居?同棲?よろしくお願いするっす」


扇「こちらこそだ!!どうぞよろしく頼むよ!涙君!!」


涙「ぎゃーー!う、嬉しいんすけど、さ、寒い!寒いっすーー!」


扇「わはは!!幽霊の抱擁は冷えるんだなあ!わはは!」


〜完〜




▼Special thanks
涙君の親御さん
運営代理様


▼あとがき
初めて世界観共有コミュニティに参加させていただきまして……とーーーっても楽しんでおります。初心者の私に色々な事を教えてくださって、たくさんリアクションもつけてくださって、一緒に楽しんでくださってありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします!


レイとそよぎ①

こちらもあわせて是非お楽しみください!

涙君の親御さんともう1組作成して、そちらも楽しく妄想させていただいております。

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題名: レイとそよぎ①

#31



作者:オニオン侍

人数:2人(0:2)


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【本作における著作権管理・利用について】

本作は

【金銭目的としない活動(身内での声劇に使用、配信、舞台化、ボイスドラマ作成など)】

にご利用いただけます。

【配布・販売】はいかなる場合においても、禁止しております。

また、利用の際の報告は不要であり、

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)

(配信などございましたらぜひお教えください!)

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時間:20分

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【配役】


○女性

名前:愛生 レイ(あおい れい)(仮名)

年齢: 享年20代前半

概要: 死んだ時の記憶がなく、それ以前も曖昧。名前も呼び名がなければ不便だろうと自ら命名したため、本名ではない。
自分のことを知る人や家族を探している。見つけることには焦っておらず、奇妙な同居を楽しんでいるようだ。
以前はそよぎの祖母である紅子(べにこ)と同居しており、2人は気心の知れた良き友であった。



名前:春原そよぎ(すのはら そよぎ)

年齢: 25

概要: 大好きなおばあちゃんが亡くなっちゃった……。ちょっと変わったアパートに住んでたって聞いたけど、どんなところなんだろう?最後に「レイによろしく」って言ってたけれど、レイって霊?!きゃーー!
その後、いわくつきマンションでレイと出会いそのまま同居を始める。



※登場はしないが作中に名前が挙がる『春原紅子(すのはら べにこ)』について。

年齢:享年90

概要:レイと長らく同居していた。彼女の記憶を探す旅に出たり、その道中に自身の旦那(になるいい男)を見つけてきたりと、かなりアグレッシブな性格。
1人息子が多忙であったため、孫のそよぎの面倒をよくみていた。


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レイ(♀):

そよぎ(♀):

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▼必読


①この台本はmixi2の『いわくつきマンション2』という世界観共有一次創作コミュニティにおける活動の一環です。『人間と幽霊がマンションの一室で同居する』をテーマに交流を楽しんでいます。


『愛生レイ』ちゃんの創作主である方と『いわくつきマンション2』のコミュニティ主さん(運営代理)に掲載許可を得ております。


③他の参加者の方は一切関係ございませんので、巻き込む事はなされないようにご注意ください。あくまで作者の作成した『春原そよぎ』と、相方である『愛生レイ』ちゃんが、2人でこんなを会話していたら可愛いなぁという妄想を詰め込んだ作品となっております。


④以上を踏まえてどうかお楽しみください。私たちの子に魂を吹き込んでいただけると嬉しいです。



本文↓


レイ「ねえ、そよぎ。それはなあに?」


そよぎ「これはね、精霊馬だよ!今年はおばあちゃんの新盆だから、気合い入れて作っちゃおうと思って!」


レイ「しょーりょーうま……?にーぼん?」


そよぎ「えっと、亡くなった人がお盆にね、こっちに帰って来てくれるんだって。それで天国からここまで遠いから、お馬さんに乗って来てねーって」


レイ「お盆はわかるわ!あつーい夏の日のことよね!」


そよぎ「ふふふ、そうそう!だからそろそろキュウリのお馬さんを作らなきゃって思って」


レイ「そうだったのね、とっても可愛いわ」


そよぎ「ありがとう!あとね、新盆っていうのは、その人が亡くなってから、初めて迎えるお盆の事なの。きっとおばあちゃんも張り切ってるよ!」


レイ「うふふ、目に浮かぶわね」


そよぎ「パワフルなおばあちゃんだからなあ」


レイ「本当にね。紅子にはいつも驚かされてばかりだったわ。毎日のようにびっくりさせてくるのよ?それに初めて会った時なんてね」


そよぎ「ふふふ、レイちゃん、とっても嬉しそう」


レイ「あ、あら……恥ずかしいけれど、仕方がないじゃない。あの子と過ごした日々は、本当に楽しかったんだもの」


そよぎ「そっかあ……。ふふふ、ありがとう、レイちゃん。おばあちゃんと、ずっと、ずっと居てくれて」


レイ「なあに、急に。照れちゃうじゃない」


そよぎ「おばあちゃんね、レイによろしくねって言ってたの。大事な、大事な人だからって」


レイ「……そう」


そよぎ「レイちゃんにとっても、おばあちゃんが大事な人でよかった」


レイ「もう、言わなくてもお見通しなのね」


そよぎ「レイちゃん、とってもわかりやすいんだもの」


レイ「そよぎったら!」


そよぎ「ふふふ、私とも仲良くしてくれてありがとう!」


レイ「当たり前じゃない、こんなにいい子放っておけないわ!」


そよぎ「これからもよろしくね!レイちゃんのなくしちゃった記憶探し、私もお手伝いするからね」


レイ「ありがとう、そよぎ」


そよぎ「えへへ」


レイ「私も、そのにいぼんのお手伝い、してもいいかしら?」


そよぎ「もちろん!じゃあ、今度はこの初盆提灯を……」


レイ「はつぼんちょーちん??」


そよぎ「亡くなった人が迷わず来られるように、おうちに飾って目印にするんだって」


レイ「うふふ、紅子はそそっかしいから絶対に必要ね!」


そよぎ「あはは!大きくてよーく光るのを作ろうね」



そよぎ「……迎え火、綺麗だね」


レイ「ええ、とても」


そよぎ「おばあちゃん、来てくれるかな」


レイ「きっと来るわよ!だってこんなに素敵なお馬さんがいるんだもの」


そよぎ「……ふふ、そうだといいなぁ」


レイ「んもう、紅子ったら早く来て欲しいわ!いつまで待たせる気なのかしらね」


そよぎ「……ふふ、レイちゃんみたいに姿が見えるわけじゃ、ないんだから……」


レイ「……そよぎ?どうしたの、なんだかいつもの元気がないわ」


そよぎ「あ……えへへ、ごめんね。その……おばあちゃんは、レイちゃんみたいにおしゃべりできたりするのかな、って……」


レイ「そう、ねえ……」


そよぎ「もう一度会えるのかな、って思ってたの。レイちゃんと過ごして、幽霊とおしゃべりできるのが当たり前になってたみたい、ふふ」


レイ「そよぎ……」


そよぎ「幽霊は見えないし、おしゃべりなんてできないって……ちゃんと頭ではわかってたと思うんだけどね。ふふふ、心のどこかで期待していたみたいなの」


レイ「そう……そうね、私もすっかり慣れてしまっていたわ。自然の摂理に、反しているのにね」


そよぎ「毎日一緒におしゃべりしてるもんね。当たり前に、なっちゃってたね。……ごめんね?心配かけちゃって。そろそろ暗くなっちゃうから、お部屋に戻ろっか」


レイ「そうね、きっと紅子は部屋で待ちくたびれてるわよ!見えなくても、きっとあなたの元へ遊びに来てるわ」


そよぎ「ふふ、きっとそうだね」



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