オニオン侍の玉ねぎ亭

TRPGと声劇が大好きなオニオン侍のブログです!

カテゴリ: 声劇台本

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題名: 涙と扇①

#32

作者:オニオン侍

人数:2人(2:0)


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【本作における著作権管理・利用について】 

本作は

【金銭目的としない活動(身内での声劇に使用、配信、舞台化、ボイスドラマ作成など)】

にご利用いただけます。

【配布・販売】はいかなる場合においても、禁止しております。

また、利用の際の報告は不要であり、 

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。 

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!) 

(配信などございましたらぜひお教えください!) 

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時間:15分

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【配役】


○男性

名前:蔵内 涙(くらうち るい)

年齢: 18

概要: 不思議現象にとても興味がある。今年から大学生になるため、住む場所を探していたらこのマンションを不動産に勧められて入居するに至った。写真館のアルバイトをしながら、カメラマンの修行をしている。



名前:香原 扇(こうはら おうぎ)

年齢: 故23(死後50年経過)

概要: 焼き鳥屋の3代目。店が火災に見舞われ、秘伝のタレを守ろうとしたが大火に包まれ死亡。現在はマンションの一室に住み着いており、話し相手を探している。


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涙(♂):

扇(♂):

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▼はじめに

①この台本はmixi2の『いわくつきマンション2』という世界観共有一次創作コミュニティにおける活動の一環です。『人間と幽霊がマンションの一室で同居する』をテーマに交流を楽しんでいます。


『蔵内涙』君の創作主である方と『いわくつきマンション2』のコミュニティ主さん(運営代理)に掲載許可を得ております。


③他の参加者の方は一切関係ございませんので、巻き込む事はなされないようにご注意ください。あくまで作者の作成した『香原扇』と、相方である『蔵内涙』君が、2人でこんなを会話していたら可愛いなぁという妄想を詰め込んだ作品となっております。


④以上を踏まえてどうかお楽しみください。私たちの子に魂を吹き込んでいただけると嬉しいです。



本文↓



涙「よいしょっ……と!はあー、これで引越し完了ー!」


扇(ふぁーあ………お?誰か来たか?)


涙「それにしても家賃が安くて助かるなあ。いわくつきだから、って聞いてるけど……部屋も綺麗だし、そんなに怖い感じはなさそうなんだよなあ」


扇「よっ!!初めましてだなあ!」


涙「お、おわぁぁぁっ?!」


扇「俺は香原扇!」


涙「ひ、人が!!天井からでろん!って」


扇「おっと、悪い悪い!逆さまでご挨拶は失礼だったな。どっこいしょっと」


涙「う、浮いてる……空中で回転してる……」


扇「君、名前聞いてもいいか?」


涙「へ?え、あ……く、蔵内……涙……」


扇「涙君か!素敵な名前だなあ!ハイカラってやつだな」


涙「ハイカラ……」


扇「歳は俺よりすこーし下くらいか、ってまあ……死んでから結構経ってんだけどな!わはは!」


涙「えっ、し、死んでるんす、か……?」


扇「そーそー、焼き鳥屋やってたんだけどなあ。火事で燃えてなあ。その時に死んじまったんだ」


涙「そ、そうなんすね……じゃ、じゃあ、扇さん?は、幽霊……ってことすか?」


扇「おう、幽霊ってやつだな!きっと!」


涙「そうなんすね……こ、ここに、住んでるんすか?」


扇「住んでるっちゃー、住んでるな!これからよろしくな、涙君!」


涙「え?!え、あ、よ、よろしくっす」


扇「まずは荷物の片付けだよなあ。手伝ってやれたらいいんだけど、ご覧の通りなわけよ」


涙「す、透けてる!というか箱に貫通してる!」


扇「悪いなあ。幽霊ってのは、ふよふよそこらへんで浮くくらいしかできないみたいなんだよなあ。あ、応援は目一杯するからな!」


涙「あ、ありがとうございます?」


扇「まあ初日くらいはゆっくりしたってバチは当たらんさ!ほらほら、座って座って」


涙「ふ、ふふ、俺の部屋なのにお客さんみたいだ」


扇「わはは!ほんとだな!悪い悪い。なんせしばらく誰も居着いちゃくれなくてなあ。涙君と話せて舞い上がっちまった!」


涙「そうなんすね……」


扇「まあ、いきなり幽霊が居候でいますなんて言われたら、普通は出ていくわなあ」


涙「あ、お、俺は……もしかしたら、不思議な体験できるかもって、ちょっと楽しみにしてたんす。だから、扇さんに会えて、嬉しいっす」


扇「……涙君……」


涙「ど、どうしたんすか、すいません何か気に障る事言いました……?」


扇「……俺は!!嬉しすぎて!!今!!涙君を!!抱擁できない事が!!!悔しいよ!!」


涙「おわぁぁぁあひ、ひんやり!ひんやりしてるっす!こ、これハグ?!ハグなんすかね?」


扇「おおんおおん、そんな嬉しい事言ってくれるなんて、思ってもみなかった……。ありがとうな、涙君」


涙「扇さん……へ、へへへ!なんだか俺まで嬉しくなるっすね。……あの、これから同居?同棲?よろしくお願いするっす」


扇「こちらこそだ!!どうぞよろしく頼むよ!涙君!!」


涙「ぎゃーー!う、嬉しいんすけど、さ、寒い!寒いっすーー!」


扇「わはは!!幽霊の抱擁は冷えるんだなあ!わはは!」


〜完〜




▼Special thanks
涙君の親御さん
運営代理様


▼あとがき
初めて世界観共有コミュニティに参加させていただきまして……とーーーっても楽しんでおります。初心者の私に色々な事を教えてくださって、たくさんリアクションもつけてくださって、一緒に楽しんでくださってありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします!


レイとそよぎ①

こちらもあわせて是非お楽しみください!

涙君の親御さんともう1組作成して、そちらも楽しく妄想させていただいております。

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題名: レイとそよぎ①

#31



作者:オニオン侍

人数:2人(0:2)


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【本作における著作権管理・利用について】

本作は

【金銭目的としない活動(身内での声劇に使用、配信、舞台化、ボイスドラマ作成など)】

にご利用いただけます。

【配布・販売】はいかなる場合においても、禁止しております。

また、利用の際の報告は不要であり、

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)

(配信などございましたらぜひお教えください!)

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時間:20分

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【配役】


○女性

名前:愛生 レイ(あおい れい)(仮名)

年齢: 享年20代前半

概要: 死んだ時の記憶がなく、それ以前も曖昧。名前も呼び名がなければ不便だろうと自ら命名したため、本名ではない。
自分のことを知る人や家族を探している。見つけることには焦っておらず、奇妙な同居を楽しんでいるようだ。
以前はそよぎの祖母である紅子(べにこ)と同居しており、2人は気心の知れた良き友であった。



名前:春原そよぎ(すのはら そよぎ)

年齢: 25

概要: 大好きなおばあちゃんが亡くなっちゃった……。ちょっと変わったアパートに住んでたって聞いたけど、どんなところなんだろう?最後に「レイによろしく」って言ってたけれど、レイって霊?!きゃーー!
その後、いわくつきマンションでレイと出会いそのまま同居を始める。



※登場はしないが作中に名前が挙がる『春原紅子(すのはら べにこ)』について。

年齢:享年90

概要:レイと長らく同居していた。彼女の記憶を探す旅に出たり、その道中に自身の旦那(になるいい男)を見つけてきたりと、かなりアグレッシブな性格。
1人息子が多忙であったため、孫のそよぎの面倒をよくみていた。


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レイ(♀):

そよぎ(♀):

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▼必読


①この台本はmixi2の『いわくつきマンション2』という世界観共有一次創作コミュニティにおける活動の一環です。『人間と幽霊がマンションの一室で同居する』をテーマに交流を楽しんでいます。


『愛生レイ』ちゃんの創作主である方と『いわくつきマンション2』のコミュニティ主さん(運営代理)に掲載許可を得ております。


③他の参加者の方は一切関係ございませんので、巻き込む事はなされないようにご注意ください。あくまで作者の作成した『春原そよぎ』と、相方である『愛生レイ』ちゃんが、2人でこんなを会話していたら可愛いなぁという妄想を詰め込んだ作品となっております。


④以上を踏まえてどうかお楽しみください。私たちの子に魂を吹き込んでいただけると嬉しいです。



本文↓


レイ「ねえ、そよぎ。それはなあに?」


そよぎ「これはね、精霊馬だよ!今年はおばあちゃんの新盆だから、気合い入れて作っちゃおうと思って!」


レイ「しょーりょーうま……?にーぼん?」


そよぎ「えっと、亡くなった人がお盆にね、こっちに帰って来てくれるんだって。それで天国からここまで遠いから、お馬さんに乗って来てねーって」


レイ「お盆はわかるわ!あつーい夏の日のことよね!」


そよぎ「ふふふ、そうそう!だからそろそろキュウリのお馬さんを作らなきゃって思って」


レイ「そうだったのね、とっても可愛いわ」


そよぎ「ありがとう!あとね、新盆っていうのは、その人が亡くなってから、初めて迎えるお盆の事なの。きっとおばあちゃんも張り切ってるよ!」


レイ「うふふ、目に浮かぶわね」


そよぎ「パワフルなおばあちゃんだからなあ」


レイ「本当にね。紅子にはいつも驚かされてばかりだったわ。毎日のようにびっくりさせてくるのよ?それに初めて会った時なんてね」


そよぎ「ふふふ、レイちゃん、とっても嬉しそう」


レイ「あ、あら……恥ずかしいけれど、仕方がないじゃない。あの子と過ごした日々は、本当に楽しかったんだもの」


そよぎ「そっかあ……。ふふふ、ありがとう、レイちゃん。おばあちゃんと、ずっと、ずっと居てくれて」


レイ「なあに、急に。照れちゃうじゃない」


そよぎ「おばあちゃんね、レイによろしくねって言ってたの。大事な、大事な人だからって」


レイ「……そう」


そよぎ「レイちゃんにとっても、おばあちゃんが大事な人でよかった」


レイ「もう、言わなくてもお見通しなのね」


そよぎ「レイちゃん、とってもわかりやすいんだもの」


レイ「そよぎったら!」


そよぎ「ふふふ、私とも仲良くしてくれてありがとう!」


レイ「当たり前じゃない、こんなにいい子放っておけないわ!」


そよぎ「これからもよろしくね!レイちゃんのなくしちゃった記憶探し、私もお手伝いするからね」


レイ「ありがとう、そよぎ」


そよぎ「えへへ」


レイ「私も、そのにいぼんのお手伝い、してもいいかしら?」


そよぎ「もちろん!じゃあ、今度はこの初盆提灯を……」


レイ「はつぼんちょーちん??」


そよぎ「亡くなった人が迷わず来られるように、おうちに飾って目印にするんだって」


レイ「うふふ、紅子はそそっかしいから絶対に必要ね!」


そよぎ「あはは!大きくてよーく光るのを作ろうね」



そよぎ「……迎え火、綺麗だね」


レイ「ええ、とても」


そよぎ「おばあちゃん、来てくれるかな」


レイ「きっと来るわよ!だってこんなに素敵なお馬さんがいるんだもの」


そよぎ「……ふふ、そうだといいなぁ」


レイ「んもう、紅子ったら早く来て欲しいわ!いつまで待たせる気なのかしらね」


そよぎ「……ふふ、レイちゃんみたいに姿が見えるわけじゃ、ないんだから……」


レイ「……そよぎ?どうしたの、なんだかいつもの元気がないわ」


そよぎ「あ……えへへ、ごめんね。その……おばあちゃんは、レイちゃんみたいにおしゃべりできたりするのかな、って……」


レイ「そう、ねえ……」


そよぎ「もう一度会えるのかな、って思ってたの。レイちゃんと過ごして、幽霊とおしゃべりできるのが当たり前になってたみたい、ふふ」


レイ「そよぎ……」


そよぎ「幽霊は見えないし、おしゃべりなんてできないって……ちゃんと頭ではわかってたと思うんだけどね。ふふふ、心のどこかで期待していたみたいなの」


レイ「そう……そうね、私もすっかり慣れてしまっていたわ。自然の摂理に、反しているのにね」


そよぎ「毎日一緒におしゃべりしてるもんね。当たり前に、なっちゃってたね。……ごめんね?心配かけちゃって。そろそろ暗くなっちゃうから、お部屋に戻ろっか」


レイ「そうね、きっと紅子は部屋で待ちくたびれてるわよ!見えなくても、きっとあなたの元へ遊びに来てるわ」


そよぎ「ふふ、きっとそうだね」



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5

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題名: 陰の者、異世界へ行く。②

#30

作者:オニオン侍

人数:4人(2:2)


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【本作における著作権管理・利用について】

本作は著作権フリーであり、サークル活動、

無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。

また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)

(配信などございましたらぜひお教えください!)

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時間:20分

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▼配役


●男性

名前:土倉 夜杜(つちくら ないと)

年齢:20〜29

概要:囚われがち




名前:オル・ヤヲーネ

年齢: 50〜

概要: 偉いらしい



●女性 

名前:イル・ヤヲーネ

年齢:20〜

概要:もしかしていいとこのお嬢様



名前:ネイ

年齢:?

概要:でっけえ白猫

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土倉(♂): 

オル(♂): 

イル(♀): 

ネイ(♀):

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本文





土倉「なあ、俺はどうしたらいいんだ?」


イル「余計な事は言わない、敵意を見せない、それだけよ」


土倉「要は大人しくしとけばいいんだな」


イル「そ、物分かりいいじゃない。父上は私よりも疑り深いんだから、ぜっっったいに怪しい行動は慎んでよね!」


土倉「別に怪しい事なんて何もしてないっての……」


ネイ「イル!つちくら、文句言ってる!」


土倉「お、おい!こら!告げ口するんじゃない!」


イル「なあに、ネイ。土倉にいじめられたの?よーしよし」


ネイ「うーー、違うけどなでなでうれしー!」


イル「ネイはここでいい子しててね。すぐ戻ってくるから」


ネイ「わかった!つちくら、イルをよろしくね!」


土倉「お、おう。任せとけ」


イル「それじゃ行くわよ。ほら、シャキッとして!」


土倉「いってえ!」



オル「イル、話とはなんだね」


イル「はい、父上。『始祖の洞窟』への探索を許可していただきたいのです」


オル「ほお。物見遊山(ものみゆさん)に行くわけでもあるまい」


イル「こちらの男、土倉が『始祖の洞窟』から出てくるのをこの目で見ました」


土倉「ど、ども……」


オル「……イルよ。この場でそのような嘘や冗談を言うたちではないと思っておるが?」


イル「はい。私もくだらない嘘だと。しかし」


オル「つちくら、と申したか」


土倉「うえっ?!え、あ、はい」


オル「その娘、イルはこのアテマト領、領主オル・ヤヲーネの一人娘と知ってたぶらかしたのか?」


土倉「あ、あてまと……?あ、いや、その、たぶらかすも何も、無理やりここに連れてこられたというか」


オル「なんたる愚弄!私を欺くだけでなく、我が娘をまるで横暴な輩かのように語るなど!!」


土倉「欺いてないですし、まるでではなく本当に横暴な娘さんですし……」


イル「なんですって?!」


オル「イル!!『始祖の洞窟』への探索は許可できん!土倉とやらは、こちらで身柄を確保させてもらう」


土倉「え、ええ……」


イル「父上!」


オル「警備兵!ただちにこやつを捕らえろ!」


土倉「い、イル……」


イル「父上!私の話を聞いてください!彼はあの洞窟の」


オル「くどい!!……イル、お前は下がりなさい」


イル「父上……」


土倉「い、いてててそんなに腕曲がらないって!」


イル「……ごめんなさい、土倉」


土倉「大人しくするからいててててて」


イル「わかりました、父上。失礼、しました……」



ネイ「イル!おかえりー!ネイ、いい子にしてたよ!」


イル「……はあ」


ネイ「イル、元気ないね。どーしたのー」


イル「ネイ……ごめんね。土倉が、捕まってしまったの……」


ネイ「えええええ!なんで!なんでなんでなんでー?!」


イル「もう少し話を聞いてくれたって……いえ、私も人の事言ってられないわよね」


ネイ「ねえ!なんでなんでなんでー?!」


イル「よしよし……せっかく、仲良くなっていたのに……ごめんね」


ネイ「えー!なんでー!わかんないけど、じゃあさがしてくる!」


イル「ネイ?ちょっと、どこに行くのよ!」


ネイ「イルは待ってて!ネイがつちくら、探してきてあげる!」



土倉「はあ……なんなんだよ、あのおっさん……」


ネイ「つちくら!みーっけ!」


土倉「おわぁ?!」


ネイ「どうしてそんな汚いお部屋でかくれんぼしてるの?」


土倉「いや別に好きでいるわけじゃ」


ネイ「イルがしょんぼりしてたよ!早くもどろ!」


土倉「戻るったってなあ……ドアには鍵かかってるし、というかここ1階じゃなさそうだったが?!」


ネイ「ここ?たかーいとこだよ!でもね、ネイはジャンプして届くんだー!」


土倉「ほ、ほーう。そんで、窓枠に爪を引っ掛けてると」


ネイ「そう!ここをバリーン!ってしたらつちくらも出てこられるね!」


土倉「いやいやいやさすがにそれは」


ネイ「せーの!」


土倉「待て待て待て待て!」


イル「土倉!行くわよ!」


土倉「へ?え、あ、ドアが」


ネイ「あ!イル!へへーん、ネイが先につちくらみつけたもんねー!」


イル「ネイ?!なんで外に……」


土倉「なんかジャンプしたら届くとかなんとか」


イル「全く、お転婆なんだから……」


土倉「飼い主にそっくりだな」


イル「このままここに幽閉しておこうかしら?」


土倉「わ、悪かったって!」


ネイ「2人ともはやくはやくー!」


イル「土倉、行くわよ!」


土倉「お、おい、出口はこっちじゃ」


イル「ネイ!」


ネイ「あいあーい!」


イル「土倉!窓から跳ぶわよ!」


土倉「と、跳ぶ?!」


ネイ「くるりん、ぴょーん!」


土倉「お、おお、窓枠から爪を離して壁を蹴りバック宙……ってうおおおおお?!」


イル「手!離しちゃダメだからね!」


土倉「待て待て待て待てまだ心の準備が!」


ネイ「ネイの背中に、ぴょーん!って乗ってね!」


イル「行くわよ!せーの!!」


土倉「ぎゃぁぁぁあ!!」


ネイ「ぴょーん!!」


土倉「こんな妙な死に方嫌だあああ!!」


イル「うるっさいわね!詠唱できないじゃない!」


土倉「もごっ」


イル「"風の精霊様、力無き我らに、慈悲と安らぎを"」


ネイ「ふひゃひゃ、精霊様くすぐったーい!でもこれであんしーん!」


イル「……はあ……」


土倉「ひいいい落ち……て……ない?」


ネイ「ネイの背中に到着〜!ふんわりどすーん!」


土倉「なんだ……この膜みたいな、羽衣みたいな……ちょっと浮いてるみたいな……なんだこれ」


イル「ネイ、このまま『始祖の洞窟』に向かって!精霊様のお力添えがあるうちに!」


ネイ「はーい!いっくよー!」


土倉「うおおおおお?!」


イル「ちょっと!しっかり掴まりなさい!」


ネイ「あはは!つちくら、落ちそう!」


土倉「はあっ……はあっ……また死にかけたぞ……」


イル「本当にこんな奴が……?」


土倉「なんだよ」


イル「何でもないわ。確かめれば、いいだけの話だもの」


ネイ「どんどんいっくよー!!」


土倉「おわぁぁぁあ寒いいいいい!」


〜完〜



▼あとがき

『陰の者、異世界へ行く。』シリーズ第二弾!ぜひ1話からお楽しみください!


#かげもの#異世界シリーズ


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題名: 陰の者、異世界へ行く。

#29


作者:オニオン侍

人数:6人(1:2:3)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:30分

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▼配役


●男性

名前:土倉 夜杜(つちくら ないと)

年齢:20〜29

概要:驚かされがち



●女性

名前:イル・ヤヲーネ

年齢:20〜

概要:めっちゃ高圧的



名前:ネイ

年齢:?

概要:でっけえ白猫


●不問

名前:スライム1

年齢:?

概要:リーダー的存在

* 

名前:スライム2

年齢:?

概要:誇り高き戦士



名前:スライム3

年齢:?

概要:頑張り屋さん

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土倉(♂):


スライム1(不問):


スライム2(不問):


スライム3(不問):


イル(♀):


ネイ(♀):


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本文




土倉「ぅぅぅぉぉぁぁああああ!?」


スラ1「ずおりゃー!おまえらー!いてこませー!」


土倉「しゃ、喋ってる!?」


スラ2「ぬおりゃー!スライム一族繁栄の糧となれー!」


土倉「うおおおおおでも足は遅えええ!!」


スラ3「そおりゃー!にげるなー!ひきょーだぞー!」


土倉「よくわからんがあばよー!!」


スラ1「うわーー!まぶしーー!」


スラ2「ぐわーー!貴様ぁ!よくもー!」


スラ3「ぬわーー!洞窟からでちゃったー!」


スラ1「撤退だーー!ひけー!!ひけー!!」


スラ1・2・3「「「おぼえてろー!!」」」


土倉「はあっはあっ……な、なんだったんだ?というか、どこだここ……?」


スラ3「はー、まぶしかったー」


スラ2「むむ!貴様ぁ!まだそこにいるのかぁ!でやーー!」


土倉「おわっ?!」


スラ1「スライム流投石術ぅ!とりゃー!!」


土倉「腕もねえのにどうやって投げてんだよ?!とりあえず逃げるか……!」


スラ3「ひー!やっぱりお外はまぶしー!」


スラ2「どりゃー!まぶしー!」


土倉「なんなんだよ、ほんとによぉ!はあっ、はあっ……とにかく、走れるとこまで走るしか…….」


イル「ねえ、そこのあんた!ちょっといいかしら!」


土倉「おわぁっ!?」


イル「なんで『始祖の洞窟』から出てきたわけ?!」


土倉「し、しそぉ?」


イル「あんたがさっき出てきたところよ!知らずに入ってたの?」


土倉「気がついたら、そこに……」


イル「はぁー?!あのね、嘘をつくならもう少しマシなのにしなさいよ」


土倉「嘘じゃない!こ、ここがどこかもわからないんだ」


イル「はいはい、わかったわよ。一旦そういうことにしといたげる。で、どうやって洞窟から出てきたのよ」


土倉「どうって……走って……」


イル「だ!か!ら!いちいち嘘つかないでってば!」


土倉「う、嘘じゃないんだって!だ、だいたいなあ!人に話聞くってんなら、こ、こいつをなんとかしろよ!」


ネイ「こいつじゃないんだけど!ネイはネイって名前があるんですけど!」


土倉「ば、化け猫も喋るのかよ?!」


イル「はあ?!喋るわけないし、というか化け猫って失礼ね!」


土倉「いや、今、喋って」


ネイ「イルゥ!こいつ怪しいよお!このままザクってしちゃおうよお!」


土倉「物騒なこと言ってやがる!」


イル「よーしよし、そのまま屋敷に連れて帰りましょ。怪しすぎるもの」


ネイ「わかった!任せて!」


土倉「お、おい。勝手に話を進めるな」


イル「あのね、あんたに選択権なんてこれっぽっちもないの。わかった?」


土倉「いででででで、せ、選択権を奪ってるの間違いだろいでででで」


ネイ「ネイの尻尾はちからもちー!えーい!」


土倉「いでででし、しまる、しまる、いででで」


イル「いい子ね、それじゃあ戻りましょ」


ネイ「はーい!」



イル「それで?あんたの話をまとめると、気がついたら『始祖の洞窟』にいて、3匹のスライムに襲われ、走って外に逃げ出したと」


土倉「ああ。そんであんた達に捕まった」


ネイ「つかまえた!」


イル「……はあ……。なんか、ここまで嘘だらけだといっそ清々しいわね」


土倉「だ、だから嘘ついてないんだって!」


イル「あのね、あんたは記憶喪失か何か知らないけど、あの洞窟には何重にも封印がかけられてるの」


土倉「封印?」


イル「そ。あそこにはこの世界を作った始祖様と、その眷属達が眠られてるの。次の厄災が訪れるその時まで、力を貯めるためにね」


土倉「始祖様、眷属、厄災……」


イル「眠られている間、外敵から守るために術師が厳重に封印魔法をかけて、保護してるのよ」


土倉「魔法……」


イル「だから、あんたがあの場所にいること自体おかしいってわけ!ねえ、あんたほんとなんなの?」


ネイ「怪しいー!怪しいー!」


土倉「俺は本当に何も知らないんだ。ただわかるのは、ここは俺が住んでいた世界とは全く違う……それだけだ」


イル「世界が違う?どういう事よ」


土倉「俺がいた世界には魔法なんてないし、化け猫もスライムだっていない。全部作り話だ」


ネイ「ネイは化け猫じゃないー!ホワイトミャオガだもん!」


土倉「ホワイトミャオガなんて初めて聞いたぞ」


イル「ま、待ってよ。なんでこの子がホワイトミャオガって」


土倉「だからこいつが……ネイが自分で名乗ってたからな」


イル「な、なんで名前まで」


ネイ「ネイが教えたからね!」


土倉「……なあ、少しは俺の話も聞いてくれよ」


イル「……そうね、信じるしかなさそうだもの」


土倉「助かるよ。まあ、話と言ってもわかる事は全て話したけどな」


イル「本当に、嘘、ついてないのね」


土倉「ああ。嘘をついて得する事が何一つないしな」


イル「……そう、わかったわ。最後に、あんたの名前を教えてちょうだい」


土倉「名前?ああ、まだ名乗ってなかったな。俺は土倉。土倉夜杜(つちくらないと)だ」


イル「つちくらないと……妙な名前ね」


土倉「土倉と呼んでくれ。ナイトは、小っ恥ずかしいんだ……」


イル「土倉、ね。わかったわ。私はイル。イル・ヤヲーネ」


ネイ「ネイだよ!」


土倉「イルとネイか。覚えておくよ」


ネイ「つちくら!つちくら!」


土倉「こうしてみると可愛いもんだな」


イル「ねえ、土倉。悪いけど、しばらくあなたの身柄はうちで管理させてもらうわよ」


ネイ「そうなの?やったー!つちくらと遊べるね!」


土倉「管理ってまた物騒な」


イル「あのね、あの洞窟から出てこれたって事は封印魔法に何かしら異常が発生してるって事なのよ?それに、気がついたらそこにいたなんてありえないんだから、徹底的に調べさせてもらうわよ」


土倉「まあ……それも、そうか……」


イル「身の安全は約束するから、協力しなさいよね」


土倉「行くあてもないしな。わかったよ」


ネイ「わーい!つちくらと遊べる!」


土倉「おわ、まてまてまて」


ネイ「クンクン……あれ?」


土倉「ん?どうした?」


ネイ「つちくら、なんか変な匂いする!」


土倉「なっ……ま、まだ30にもなってないぞ?!加齢臭はまだ先じゃないか?!」


イル「何言ってんのあんた」


ネイ「ねー!イルー!つちくら、変な匂い!」


イル「あら、ネイ。どうしたのよ。土倉に何かされたの?」


土倉「いや、こいつが、俺のこと変な匂いするって……」


イル「何よそれ。じゃれあってないでさっさと調査に行くわよ」


ネイ「はーい!」


土倉「クンクン……そ、そんなに……匂うか……?」


イル「土倉!早く行くわよ!」


土倉「お、おう」


ネイ「つちくら、イルとネイの半分こみたいな匂い!へーんなのー!」


〜続く〜



▼あとがき


SNSで次回作のアイデアやタイトルを募集させていただきました!その中からご提案いただいたものを順々に作品化していきます!

今回はなきめさんよりいただいた『陰の者』を、タイトルとテーマとして使わせていただきました!素敵なご提案ありがとうございます!


続きはこちらから!

『陰の者、異世界へ行く。②』









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題名: 安永さんと高尾くん

#28

作者:オニオン侍

人数:2人(2:0)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:15分

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▼配役


●男性

名前:安永

年齢:40〜

概要:甘党



名前:高尾

年齢:25〜30

概要:元気


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安永(♂):

高尾(♂):

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本文




安永「確かにさ、言ったよ?どら焼きとほうじ茶が好きって」


高尾「はい!毎日でも食べたいくらいだと!」


安永「言った、言ったね、うん。それでさ『こんなおじさんが甘いものを買いに行くのは、ちょっと恥ずかしいから困っててさー』とも言ったね」


高尾「はい!ですから『それでしたら代わりに俺が買ってきます』と申し出ました!」


安永「うんうん。俺もさ、1回くらいはお願いしちゃってもいいかなー?とか思ってさ、まあ、『それは嬉しいな』って言ってたよね」


高尾「はい!頼りにされてとても嬉しく思いました!」


安永「それからさ、猫屋とか、鶴屋とか、吉田屋とか、いろんなところから買ってきてくれたよね、ありがとうね」


高尾「とんでもない!お世話になっている安永さんのお役に立てていれば本望ですから!」


安永「いやあ、高尾くんは本当にいい子だなあ」


高尾「お褒めいただき光栄です!」


安永「うーん、伝えるのがどんどん心苦しくなってきたな。いやでも今日こそは言わせてもらうよ。……コホン。あのね、365日連続どら焼きは、やりすぎだと思うんだ」


高尾「……と言いますと?」


安永「あ、あれ〜!?まさかのピンと来ない感じかい!?え、えーとね、毎日食べたいくらい好きというのはあくまで表現であってね、本当に365日どら焼きとほうじ茶を買ってきてくれって意味ではないんだ」


高尾「なるほど……」


安永「俺もさ、もっと早く伝えてあげればよかったんだけど……」


高尾「時には緑茶も選択肢に加えてよかった、と」


安永「まだ伝わってなかったねえ!違う違う、いやまあ緑茶も好きだけど」


高尾「任せてください!緑茶はやはり玉露がいいでしょうか」


安永「いやいや、そんなお高級なの選ばなくていいからってそうじゃないんだ」


高尾「はっ、失礼しました。そういう事ではないですよね」


安永「よ、よかった。やっとピンと来てくれたんだね」


高尾「すいません、気が利かなくて。たまにはたい焼きだって召し上がりたいですよね!」


安永「違うんだよなあ、でもたい焼きも美味しいよね」


高尾「やっぱりふたばさんの天然たい焼きがいいでしょうか。1匹ずつ焼いて皮がパリパリで美味しいんですよね」


安永「わぁ、それはいいなあ。話を聞いていたら食べたくなったねって違う違う。あのね、俺のために365日も甘味を求めて彷徨わなくていいんだよって事を伝えたかったんだ」


高尾「安永さん……」


安永「ついね、君が嬉しそうに買ってきてくれるから伝えるのが遅くなってしまったんだ。すまないね」


高尾「いえ、俺の方こそご迷惑になってるだなんて思いもしなくて」


安永「迷惑だなんて思ってないよ!?高尾くんが大変だろうなぁと思ってね」


高尾「お心遣いありがとうございます!俺はいつも安永さんに食べてもらうのが嬉しくて……だから、大変なんて思った事なくて」


安永「そ、そうだったんだね」


高尾「……でも、もうやめた方がいいって事ですよね?」


安永「えっあっ、そ、そうだね」


高尾「……わかりました……」


安永「ま、待って待って。そんなに……そんなに、楽しんでくれているのかい」


高尾「はい、とても」


安永「負担には、なっていないんだね?」


高尾「全く、なってないです。お金だって、本当はいいのにいつも『みんなの分も頼むね』と多く出してくださって」


安永「うーーん」


高尾「また、買ってきてもいいですか?」


安永「うーーーーん」


高尾「お願いします、安永さん」


安永「……わ、わかったわかった。買ってきてもらう俺が、逆にお願いされるって変な話じゃないか、まったく」


高尾「それじゃあ」


安永「これからも頼むよ。いろんな所のどら焼きとほうじ茶を」


高尾「……はい!ありがとうございます!」


安永「俺の方こそありがとうだからね!?」


高尾「さっそく買ってきます!」


安永「ははは、気をつけていってらっしゃい!」


〜完〜



▼あとがき

SNSで次回作のアイデアやタイトルを募集させていただきました!その中からご提案いただいたものを順々に作品化していきます!

第二弾は壱さんよりいただいた『どら焼きもほうじ茶』をテーマとして使わせていただきました!素敵なご提案ありがとうございます!




5

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題名: ちょっと待ってくれ、ウミネコよ

#27


作者:オニオン侍

人数:3人(1:1:1)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:10分

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▼配役


●男性

名前:男

年齢:20〜

概要:諦めがち



●女性

名前:女

年齢:20〜

概要:幼馴染



●不問

名前:ナレ

年齢:自由

概要: ウミネコって何回も言う

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男(♂):

女(♀):

ナレ(不問):
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本文




ナレ「ザザーン、ザザーンと飛沫をあげて、寄せては返す秋の海。ウミネコが群れをなして空を切る」


男「……それ、本当の話か?」


女「嘘をついても仕方がないじゃない」


男「……そう、だな」


女「なーにしょげてんのよ!まだ1ヶ月もあるんだから」


男「そう、だな……」


女「やーね、しけた面した男は。それじゃあね、また明日」


男「あ、おい……行っちまった……。なんだよ、島を出るって……俺は何も聞いていなかったぞ」


ナレ「ザァと潮風が頬を掠める。男のちっぽけなぼやきなぞ、瞬く間に連れ去られていく」


男「ずっと、一緒にいられるもんだと……俺は……」


ナレ「ザザーン、ザザーンと秋の海はただひたすらに飛沫をあげる。ウミネコらの鳴き声と、男の情けない泣き声を掻き消しながら」



ナレ 「季節は巡り、冬の海。激しい飛沫と潮風が女の髪を靡かせる」


女「それじゃあね」


男「おう……」


女「何か言う事ないの?」


男「……元気でな」


女「……っ!!……ああ、そう。そうね、あんたは今も、昔も、これから先も!ずーっとそうなんだわ!」


男「何を怒って」


女「いいの、私も悪いんだもの。自分から伝えなかった、待ちたかった、それは私が選んだ事なんだもの」


男「……あ……」


女「あんたが一言……一言だけでも……」


男「あ、お、おれ」


女「島を出る事は、とうの昔に決まってた。それでもあんたと……でも……もう、これでお別れ」


男「……そう、か」


女「!!……何も抗わない、納得がいかなくても流される……あんたのそういうところが、大っ嫌い!」


男「な、おまえ、そんなこと」


女「それじゃあね、さようなら」


男「あ、おい……!」


ナレ「手を伸ばす。空を切る。足は動かない。小さな背中が、黒い点になるまで見据え続ける。ただそこで、眺め続ける」


男「……行っちまった」


ナレ「伸ばした手は力無くだらりと落ち、こぶしを握る力さえ出なかった」


男「……諦めるのは、得意だろ……」


ナレ「己に言い聞かせるように何度も、何度も呟いた。鉄柵に佇むウミネコがミャーと1つ鳴き、バサバサと大きくはためく」


男「はあ……さようなら、か」


ナレ「ミャーともう1つ鳴き、飛び立ってゆく。軽やかに、風を切りながら」


男「……置いてかないでくれ、って……みっともなく縋る事すらできないなんてな」


ナレ「冬の海。男のすすり泣きが白波に飲み込まれてゆく。ウミネコはすっかり遠くに羽ばたいていった」



〜完〜



▼あとがき

SNSで次回作のアイデアやタイトルを募集させていただきました!その中からご提案いただいたものを順々に作品化していきます!

今回は音田薫さんよりいただいたタイトルを使わせていただきました!素敵なご提案ありがとうございます!



5

IMG_4880
題名: 猫と木漏れ日

#26

作者:オニオン侍

人数:2人(0:2)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:10分

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▼配役

○女性

名前:みずほ

年齢:23〜

概要:さくらの双子の姉



名前:さくら

年齢:23〜

概要:みずほの双子の妹


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みずほ(♀):

さくら(♀):

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本文




みずほ「おかえりー」


さくら「ただいまー、早かったね」


みずほ「いや、さっき着いたとこ」


さくら「そっか。みずほも、おかえり」


みずほ「わはは、ただいまぁ」


さくら「こうちゃんの調子、どう?」


みずほ「ん、元気……ではないか。でも、穏やかだよ。すっごくね」


さくら「そう……」


みずほ「さっきまでここにいたんだけど」


さくら「いつものとこかな?」


みずほ「かもね、行ってみる?」


さくら「うん、早くお顔見たいし」


みずほ「おっけ、荷物は置いてったら?」


さくら「ふふ、忘れてた。あ、これお土産ね」


みずほ「わーお、めっちゃ美味しそうじゃん。ありがとねー」


さくら「持って行って、こうちゃんとこで食べる?」


みずほ「天才すぎ」


さくら「んふふ、じゃあいこっか」 


みずほ「いこいこ」


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題名: 天国地獄の理(ことわり)

#25


作者:オニオン侍

人数:2人(1:1)



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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:20分

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▼配役


●男性

名前:男

年齢:17〜25

概要:苦労人



●女性

名前:女

年齢:17〜25

概要:苦労させ人


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男(♂):

女(♀):

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本文




女「天国と地獄ってあるじゃん」


男「らしいな」


女「お盆のさ、精霊馬(しょうりょうま)ってあるじゃん」


男「あるな」


女「あれって地獄行きの人も、乗って帰ってきてるの?」


男「知らんがな」


女「いや、なんとなくさ、ナスとかキュウリとかに乗って帰ってきてる人たちのイメージって『善人!』って感じしない?!」


男「……あー……まあ、言われてみれば確かにな」


女「でしょ?!」


男「まあでも、地獄に行こうが人は人、ご先祖はご先祖って感じなんじゃねーの?」


女「えー、じゃあ地獄の獄卒達みーんな暇じゃない?」


男「あっちもお盆休みって事で」


女「かーっ!なるほどね!納得ですわ!」


男「こりゃ1本取られたみたいな顔しやがって」


女「天国と地獄、どっちに行っても会いに来れるんでしょ?安心だね!」


男「まあ……そうだな」


女「いやー、夏が楽しみですな!」


男「ああ……。俺も、楽しみだ」


女「ナスとキュウリの乗り心地どんな感じなんだろー!楽しみー!」


男「そこかよ!」


女「え?!気になるでしょ?!あんなん絶対乗りづらいって!」


男「長年あの形でやってんだから、なんかこう……意外とフィットするとか」


女「見た目よりも案外、機能性が高いって事?えー!そんなの気になりすぎる!」


男「精霊馬達もハードル上げられて気の毒だな」


女「あとさあとさ」


男「ちょっと落ち着け!というか、さっきから俺にあれこれ聞いてるがお前の方がその……詳しくなったんじゃないのかよ」


女「詳しいって?」


男「その、天国とか地獄の事情とか」


女「あー!私が死んだから?」


男「死っ……いや、その、お前なあ……まあ、そうだけどよ」


女「まだねー、三途の川を渡ってないからさ、天国とか地獄の事はさっぱりなんだよね!」


男「なるほど、な?だからまだここにいる、と」


女「そ!死んだばっかりの魂は、まだ死んだ事を自覚できなくて、1週間くらいは普段通りに生活しちゃうんだって!ご先祖様たちが教えてくれた!」


男「ほう、それでお前はさも当たり前のように俺んちに来たわけか」


女「そーそー!うっかりうっかり!」


男「うっかりにも程があるわ!」


女「だってー!毎日一緒にいたんだもん、仕方ないでしょー!」


男「隣にお前の家があんだから、そっちに化けて出ろよ」


女「もちろんそっちも行ったよ!でも、みんな私のこと見えてなくてさ」


男「あー……んで、俺のとこに来てみたと」


女「そう!そしたらおめめバッチリあっちゃった!びっくりしたなー!もー!」


男「……まあ、またお前に会えたのは、嬉しかったけどな」


女「でしょー?!私も見つけてくれて嬉しい!」


男「霊感なんて全くないと思ってたんだけどな」


女「確かに!なんでだろ?!気になるー!」


男「まーた始まったよ」


女「仲良し度が高かったとか?!でもそしたらお母さん達も見えてていいわけだしー」


男「……ふふ」


女「え?!なに?!めずらし!笑ってる!こわ!」


男「うるせえな」


女「やだもー、これが巷で噂のツンデレってやつ?」


男「つつくな!つつけてねーけど、つつくな!なんかちょっとひんやりする!」


女「うそ!?めっちゃお化けじゃん、私!」


男「喜ぶとこか、そこ」


女「新たな発見ほど、心躍ることはないよ!」


男「そーかい」


女「あ!なんかまた微笑んでる!」


男「いいだろ、別に」


女「もちろん!君には笑顔でいてほしいからね!」


男「……そーかよ」


女「そーだよ!だからあっちに行くまで、たくさんおしゃべりしようね」


男「あいよ」

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5

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題名:帰宅部TA②

#24

作者:オニオン侍

人数:4人(4:0)

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【本作における著作権管理・利用について】
本作は著作権フリーであり、サークル活動、
無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。
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時間:20〜30分
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▼配役

●男性

名前:三宅(みやけ)
年齢:高3
概要:帰宅部のエース



名前:家入(いえいり)
年齢:高1
概要:帰宅部のホープ



名前:実況
年齢:高3
概要:実況に命をかけている



名前:解説
年齢:高3
概要:解説に命をかけている

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本文



実況「さあ、まもなく"帰宅部TA(タイムアタック)春の選抜決勝戦"が始まります」


解説「今日は快晴ですからね、いい成績が見込めます」


実況「帰宅部のエース、三宅選手がスタート位置につきました」


三宅「ふう……大丈夫だ。いつも通り……いつも通りに俺は家に帰る、そう、それだけだ……」


解説「普段よりも緊張した面持ちですね。こちらにも緊迫した空気が伝わってきます」


実況「続いて帰宅部のホープ、家入選手が位置につきます」


家入「この大会の記録保持者って、三宅先輩なんでしたっけ〜?」


三宅「家入……。ああ、そうだが」


家入「じゃあそれも、今日までっすね!」


三宅「……挑発してるつもりか?」


家入「やだなあ、そんなに睨まないでくださいよー!年下に負けるのが怖いからってえ」


三宅「結果が全てだ。軽口はそこまでにしておけ」


実況「両者睨み合い、熱い火花を散らしております」


解説「青春、ですね」


♪キーンコーンカーンコーン


実況「さあここで、放課後のチャイムが鳴り響く!戦いの火蓋が切って落とされたぁ!」


解説「良い滑り出しです」


家入「あっは!先パァイ、お先っすー」


実況「家入選手、華麗なスタートダッシュだ!」


解説「長い脚を活かした大きな踏み込み、素晴らしいです」


三宅「カーブ突入まであと5……4……3……」


実況「三宅選手ゥ!冷静沈着!眉ひとつ動かさず、見事なフォームで玄関へと滑り込みます!」


解説「彼の強みですね、どんな状況でも平常心を貫ける」


家入「っとと……」


実況「おっとおおお!家入選手、スピードを落としきれずカーブ突入後にフォームを崩してしまったぁ!」


三宅「予選の時から、何も成長していないな」


実況「ここで後続の三宅選手が追いつきました!」


三宅「下駄箱……生徒数2……よし、いける!」


実況「で、出たあああ!帰宅部名物、早履きいい!」


解説「無駄のない洗練された動きです」


家入「デカい面すんの、俺の前を走ってからにしてもらえますぅ?」


実況「フォームを立て直した家入選手、僅かにリードを保ったまま第一関門へと突入ううう!」


解説「第一関門、やたらと長い信号ですね」


家入「先輩、俺の強さって何か知ってますよねえ?」


三宅「……ツラがいいところだけだろう」


家入「あは!そんな風に俺の顔見てたんですか!えっち〜」


実況「おっとお!家入選手、スピードを上げていくう!」


解説「スムーズなギアチェンジですね。柔軟な筋肉がなせる技でしょう」


家入「先輩、俺にはね幸運の女神がついてんすよ」


実況「軽やかに信号を渡っていくう!三宅選手もそれに続いて、あーーっとぉ!三宅選手の目の前に無数のりんごが転がり出てきたああ!」


解説「おばあちゃんのお買い物袋が破れてしまったようですね。あたふたされてます」


三宅「信号の切り替わりまで残り7秒……りんごの残数8……左方手前から順に拾えば、間に合う!」


実況「優しい!三宅選手優しい!!慌てるおばあちゃんに声をかけながら、丁寧にりんごを拾っていくうう!」


解説「品種はこの季節美味しいサンふじですね」


家入「ああ、ツいてないっすねえ!先輩はお優しいからあ……そういうの、ほっとけないですよねえ」


実況「信号を渡り切った家入選手、悠々と第二関門へと進んでいきます!」


解説「第二関門、やたらと混んでる大通りですね」


三宅「これで全部ですね。お気をつけて」


実況「遅れをとってしまった三宅選手ぅ!りんごを拾い切り、信号へと猛ダッシュだ!」


解説「ここで赤信号につかまれば、かなりのロスになります」


三宅「点滅まで残り5……4……!」


実況「はやい!はやすぎる!三宅選手、間に合うかあああ?!」


三宅「3……2……!」


実況「信号が赤に!」


三宅「いける!!!」


実況「切り替わっ……ま、間に合ったああ!」


三宅「はぁっ……はぁっ……大通りまでの距離……残り200……」


解説「そして瞬く間に渡り終え、既に次の関門へと意識を向けているようです。これがエースたる所以でしょうね」


家入「あーあ、渡れちゃったんすねえ。まあ、こんな余裕勝ちしても面白くないすから」


実況「家入選手、第二関門へと到達!すごい人混みだあ!し、しかしモーゼが海を割るかの如く、人の波が真っ二つに分かれていきます!」


家入「わあ、お姉さん達あざまーす!」


解説「顔面の良さをフルに活かした戦術ですね」


実況「お姉さん方にご挨拶をしながら、大通りを駆け抜けます!」


三宅「……さすがだな」


実況「ああっとぉ!家入選手が走り抜けるや否や、割れた海は元へと戻っていくうう!三宅選手、行手を阻まれてしまいました!」


家入「先パーイ、お先に失礼しまーす!俺のやり方、真似してもいいっすからねー!できないと思いますけど!」


解説「家入選手の煽りは、一級品ですね。腹が立ちます」


三宅「俺には、俺のやり方があるんだよ」


実況「三宅選手!スピードを落とし、前方をじっと見据えております!」


三宅「……右……左斜め……40%調整……踏み込みまであと3……2……1……!」


実況「低姿勢で大きく踏み込んだあああ!人混みに突っ込んでいくうう!」


三宅「傾きマイナス3%……心拍、異常なし……」


解説「持ち前の観察眼を活かして、僅かな隙間をかいくぐっているようです」


実況「しかも小声できちんと、すいませんとお伝えしているうう!優しい!三宅選手、優しいいい!」


家入「ちっ……先輩らしいっすね……」


三宅「はぁ、はぁっ……左方確認……安全確保、出力20%アップ……!」


実況「第二関門突破あああ!!人混みを抜け加速して行きます!家入選手との差は150m!」


解説「最後の関門までにもう少し縮めたいところでしょう」


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5

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題名:玉ねぎセリフ・俺は君の○○シリーズ〜彼氏編〜


作者:オニオン侍


人数:1人(1:0)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


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また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:1分


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【配役】


○男性


名前:彼氏


年齢:20〜

概要: 君の彼氏。いつだって甘やかしてくれるよ!やったー!


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(♂):彼氏


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本文



①パン屋へGO!


彼氏「おはよう、今日はいい天気だよ。着替えたらお散歩でもしよっか。前から行きたいって話してたパン屋さんに寄ってさ、それから公園のベンチで食べない?……え、パンはいくつ買っていいか?あはは、買いたいものを全部買っちゃおう。楽しみだね。それじゃ準備しよっか。朝ごはんは昨日の残りだけど用意してあるから、一緒に食べようね」




②よーしよし


彼氏「おかえり、ってどうしたの?そんなにしょんぼりして!会社でやな事あった?……え?労働とは常にいやなものである?あっはは、それはそうだね。失礼しました。あ、じゃあわかった。いつものあの困った先輩でしょ。……あ、口がとんがった。正解なんだね。よーしよしよし、かわいそうに。やだったねー。よーしよし。……ほら、おいで。いーこ、いーこ。頑張ったねー」




③爆買いじゃ!


彼氏「みてみて!これめっちゃくちゃかわいいよ!絶対似合うって!試着してみよ?!ね、ね、頼むよ〜!あ、待って!これと、これと、これも可愛い、絶対似合う、間違いない!俺、お外で待ってるから!あー!楽しみだなー!……はっ、見ていーい?お……おあ……ああ……か、可愛すぎる……ありがとう、ありがとう……全てお買い上げです……」




④可愛がり


彼氏「えっ?!ちょ、ちょっと待って……ええ?!こっち向いて?……ええ……!可愛過ぎる……!!可愛い〜!可愛い〜!えーーなんでこんなに可愛いの……あれ?!ちょっと待って……もっかいこっち向いて?……ふむ……ふむ……わぁぁあ可愛いいいい!!可愛い!可愛すぎるねえ!」




⑤大丈夫だよ


彼氏「いってて……大丈夫だった?はあ、よかったー……。怪我はない?え、俺?大丈夫、大丈夫!かすり傷だっていてててて……あ、あははは、かっこつかないなー!でも、君を守れて本当によかった。本当に大丈夫。だから、泣かないで。優しくて、可愛い君の笑顔が大好きだから、笑って?」




⑥マ、ママー!


彼氏「ほーら、起きて起きて!今日は朝からデートするんだろー!おーはーよ!はい、ばんざーい。パジャマ畳んでおくよ。お洋服どれにする?こっち?めちゃ可愛いね。はい、じゃおてて通して。ん、じょーず。次はお顔洗いに行くよ。……なに、その両手は。もしかして抱っこ?んもー、甘えん坊さんだなー。はい、よいっしょっと」




 ▼あとがき

楽しんで読んでもらえたら嬉しいです!

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