こんにちは、オニオン侍♂です。

みなさんはふるさと納税しているでしょうか?

最近では、過度な返礼品競争によっておおきな話題となっております。

私もふるさと納税を何年か行っており、肉やうなぎ等の返礼品を頂いております。

とてもお得感があり、これからも続けていきたいところです。

最近発表されたニュースより、今年のふるさと納税については早めにした方がよさそうです。

ふるさと納税とは

ご存じの方もいると思いますが、ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附が個人でできる制度のことです。

個人の所得に応じて上限額は決まっていますが、寄付した金額から2,000円を差し引いた金額が所得税や住民税から還付・控除といった形で返還されます。

そして、特に注目度が高いのが、自治体からの地域名産品などのお礼の品となります。

実質負担額2,000円で普段食べれない高級なものが届くということでお得感が満載です。

本来の目的である「応援したい自治体に寄附」を忘れてしまうのも無理ないですね…

ふるさと納税の問題点

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ふるさと納税の利用者としてはお得感があり、とても良い制度ではあります。

ですが、以下の問題点があります。

  1. 寄付金に対して、返礼品の金額の割合が高い
  2. 自治体や地域の産物でもなく、縁もゆかりもない物を返礼品とされている
  3. 年収が多いほどお得
  4. 寄付金集めができなかった自治体の弱体化

1.寄付金に対して、返礼品の金額割合が高い

ここが1番注目されています。
2017年、2018年は返礼品の金額の割合が50%以上となるものが散見されました。

実質2,000円の負担ですから、この割合が多いほどお得になりますね。

ですから、各自治体は返礼品の金額の割合をなるべく多くして寄付してもらおうと過度な返礼品競争が発生しているわけです。

2.自治体や地域の産物でもなく、縁もゆかりもない物を返礼品とされている

最初にふるさと納税しようと思ったときは驚きました。

なぜなら、Amazonギフトなどの商品券やipadなどの家電製品といった返礼品が設定されている自治体があるのです。

なんとなくふるさと納税での返礼品は、地域のゆかりある産物であると勝手に思っていたので、何でもありなのか?!と正直思いました。

悲しいことにそういった商品の方が換金性も高く、人気がありますが…。

余談ですが、ここの地域に絶対関係ないだろう!と思っていたものが実はゆかりある物であったことがあるので、そういったものを見つけると少し楽しいですよ。

3.年収が多いほどお得

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ふるさと納税を行ったことある方なら気付かれていると思いますが、年収が多い方が圧倒的にお得です。

例えば、独身で年収300万円の方の控除上限額は約28,000円とされています。

ですが、独身で年収600万円だと控除上限額は約77,000円となります。

そして年収が上がれば上がる程さらに控除上限額があがりますので、人によっては返礼品だけで生活を賄うこともできそうです。

要はお金持ちほどお得になっているという現状です。

※上限額は条件などで前後しますので、正しい金額について気になるかたは、以下のサイトなどでご確認下さい。

4.寄付金集めができなかった自治体の弱体化

ふるさと納税は、本来納めるべきお金を自治体から、別の自治体へ納めることになるので、もともとの自治体への収入が減るわけです。

そもそも、ふるさと納税の対象として利用者に選ばれなかった自治体もこの分貰えないことになります。

特にふるさと納税してもらおうと、アピールのための広告費や人件費などがかかる上に寄付してもらえなかった場合はかなりの痛手となるでしょう。

こうして、寄付金集めができなかった自治体の弱体化していくことになります。

ふるさと納税規制となる改正地方税法が成立

ついにこの日が来てしまいました。ふるさと納税制度を見直す改正地方税法が3月27日の参院本会議で可決、成立しました。

簡潔に内容をお伝えすると「寄付額に対する返礼品は30%以下で、地場産品にせよ!ちゃんと基準を守らないとふるさと納税制度の対象外とする!」といったものになります。

「地場産品」の定義については別途公表されるとのことですが、少なくともその地域にゆかりのない家電製品や商品券は返礼品としては扱えなくなりそうです。

ふるさと納税は6月までにするべき?

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先ほど記載したふるさと納税規制ですが、
6月1日から実施するという記載がありました。

ということは、6月まではまだチャンスかあります。

寄付額に対する返礼品は30%以下となるので今までより大分お得感が減ってしまいます。また、商品券や家電製品もなくなる可能性が高いです。

もし、ふるさと納税をやろうと思っている方がいれば、6月までにすることをオススメします。

最後に

ふるさと納税したいけど、手続きとかややこしそうだしなんだか面倒くさそう…と思っている方はたくさんいると思いますが、
ワンストップ特例制度を利用すれば全然難しくないし、面倒さもありません。

ふるさと納税制度は、知らない人や利用しない人が本当に損をしてしまいます。

会社の人に何人にもオススメしましたが、「やってみると簡単」、「なぜ今までやらなかったのか…」などの意見を頂いています。

この機会に是非、ふるさと納税制度のご利用をオススメします。

by オニオン侍♂