
題名: レイとそよぎ①
#31
作者:オニオン侍
人数:2人(0:2)
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本作は
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時間:20分
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【配役】
○女性
名前:愛生 レイ(あおい れい)(仮名)
年齢: 享年20代前半
概要: 死んだ時の記憶がなく、それ以前も曖昧。名前も呼び名がなければ不便だろうと自ら命名したため、本名ではない。
自分のことを知る人や家族を探している。見つけることには焦っておらず、奇妙な同居を楽しんでいるようだ。
以前はそよぎの祖母である紅子(べにこ)と同居しており、2人は気心の知れた良き友であった。
*
名前:春原そよぎ(すのはら そよぎ)
年齢: 25
概要: 大好きなおばあちゃんが亡くなっちゃった……。ちょっと変わったアパートに住んでたって聞いたけど、どんなところなんだろう?最後に「レイによろしく」って言ってたけれど、レイって霊?!きゃーー!
その後、いわくつきマンションでレイと出会いそのまま同居を始める。
*
※登場はしないが作中に名前が挙がる『春原紅子(すのはら べにこ)』について。
年齢:享年90
概要:レイと長らく同居していた。彼女の記憶を探す旅に出たり、その道中に自身の旦那(になるいい男)を見つけてきたりと、かなりアグレッシブな性格。
1人息子が多忙であったため、孫のそよぎの面倒をよくみていた。
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レイ(♀):
そよぎ(♀):
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▼必読
①この台本はmixi2の『いわくつきマンション2』という世界観共有一次創作コミュニティにおける活動の一環です。『人間と幽霊がマンションの一室で同居する』をテーマに交流を楽しんでいます。
②『愛生レイ』ちゃんの創作主である方と『いわくつきマンション2』のコミュニティ主さん(運営代理)に掲載許可を得ております。
③他の参加者の方は一切関係ございませんので、巻き込む事はなされないようにご注意ください。あくまで作者の作成した『春原そよぎ』と、相方である『愛生レイ』ちゃんが、2人でこんなを会話していたら可愛いなぁという妄想を詰め込んだ作品となっております。
④以上を踏まえてどうかお楽しみください。私たちの子に魂を吹き込んでいただけると嬉しいです。
本文↓
*
レイ「ねえ、そよぎ。それはなあに?」
そよぎ「これはね、精霊馬だよ!今年はおばあちゃんの新盆だから、気合い入れて作っちゃおうと思って!」
レイ「しょーりょーうま……?にーぼん?」
そよぎ「えっと、亡くなった人がお盆にね、こっちに帰って来てくれるんだって。それで天国からここまで遠いから、お馬さんに乗って来てねーって」
レイ「お盆はわかるわ!あつーい夏の日のことよね!」
そよぎ「ふふふ、そうそう!だからそろそろキュウリのお馬さんを作らなきゃって思って」
レイ「そうだったのね、とっても可愛いわ」
そよぎ「ありがとう!あとね、新盆っていうのは、その人が亡くなってから、初めて迎えるお盆の事なの。きっとおばあちゃんも張り切ってるよ!」
レイ「うふふ、目に浮かぶわね」
そよぎ「パワフルなおばあちゃんだからなあ」
レイ「本当にね。紅子にはいつも驚かされてばかりだったわ。毎日のようにびっくりさせてくるのよ?それに初めて会った時なんてね」
そよぎ「ふふふ、レイちゃん、とっても嬉しそう」
レイ「あ、あら……恥ずかしいけれど、仕方がないじゃない。あの子と過ごした日々は、本当に楽しかったんだもの」
そよぎ「そっかあ……。ふふふ、ありがとう、レイちゃん。おばあちゃんと、ずっと、ずっと居てくれて」
レイ「なあに、急に。照れちゃうじゃない」
そよぎ「おばあちゃんね、レイによろしくねって言ってたの。大事な、大事な人だからって」
レイ「……そう」
そよぎ「レイちゃんにとっても、おばあちゃんが大事な人でよかった」
レイ「もう、言わなくてもお見通しなのね」
そよぎ「レイちゃん、とってもわかりやすいんだもの」
レイ「そよぎったら!」
そよぎ「ふふふ、私とも仲良くしてくれてありがとう!」
レイ「当たり前じゃない、こんなにいい子放っておけないわ!」
そよぎ「これからもよろしくね!レイちゃんのなくしちゃった記憶探し、私もお手伝いするからね」
レイ「ありがとう、そよぎ」
そよぎ「えへへ」
レイ「私も、そのにいぼんのお手伝い、してもいいかしら?」
そよぎ「もちろん!じゃあ、今度はこの初盆提灯を……」
レイ「はつぼんちょーちん??」
そよぎ「亡くなった人が迷わず来られるように、おうちに飾って目印にするんだって」
レイ「うふふ、紅子はそそっかしいから絶対に必要ね!」
そよぎ「あはは!大きくてよーく光るのを作ろうね」
*
そよぎ「……迎え火、綺麗だね」
レイ「ええ、とても」
そよぎ「おばあちゃん、来てくれるかな」
レイ「きっと来るわよ!だってこんなに素敵なお馬さんがいるんだもの」
そよぎ「……ふふ、そうだといいなぁ」
レイ「んもう、紅子ったら早く来て欲しいわ!いつまで待たせる気なのかしらね」
そよぎ「……ふふ、レイちゃんみたいに姿が見えるわけじゃ、ないんだから……」
レイ「……そよぎ?どうしたの、なんだかいつもの元気がないわ」
そよぎ「あ……えへへ、ごめんね。その……おばあちゃんは、レイちゃんみたいにおしゃべりできたりするのかな、って……」
レイ「そう、ねえ……」
そよぎ「もう一度会えるのかな、って思ってたの。レイちゃんと過ごして、幽霊とおしゃべりできるのが当たり前になってたみたい、ふふ」
レイ「そよぎ……」
そよぎ「幽霊は見えないし、おしゃべりなんてできないって……ちゃんと頭ではわかってたと思うんだけどね。ふふふ、心のどこかで期待していたみたいなの」
レイ「そう……そうね、私もすっかり慣れてしまっていたわ。自然の摂理に、反しているのにね」
そよぎ「毎日一緒におしゃべりしてるもんね。当たり前に、なっちゃってたね。……ごめんね?心配かけちゃって。そろそろ暗くなっちゃうから、お部屋に戻ろっか」
レイ「そうね、きっと紅子は部屋で待ちくたびれてるわよ!見えなくても、きっとあなたの元へ遊びに来てるわ」
そよぎ「ふふ、きっとそうだね」
*
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