オニオン侍の玉ねぎ亭

TRPGと声劇が大好きなオニオン侍のブログです!

はじめまして、オニオン侍です!TRPGと声劇が好きな玉ねぎの侍です。

こんにちは、オニオン侍&ヤギです!

今日は声劇もTRPGも何にも関係ない記事になります!さらさらーっと読んでください。

ヤギがウキウキで森永製菓さんのおうちで焼けるクッキー生地を大量に購入しまして。

百均で可愛い型抜きも買いまして。

早速おうちで大量生産してみました!

楽しい&美味しいので自慢&ご紹介したいなと思い、さくさくーっと記事にしちゃいました。クッキーだけにね。

ムーンライトとチョコチップの生地を買いました。今回はムーンライトをご紹介!

本来は型抜きせずに包丁で切って、ちょっと形を整えて焼くだけでできちゃうので、時間がない方にもおすすめ!

型抜き楽しかった〜!
クッキーを自作する上で1番楽しい作業(オニオン侍調べ)だけをさせてもらえるので、小さなお子様とご一緒にお菓子作りの練習にも良さげです。

焼きたてのムーンライト、ぜひ試してみてください〜!

【森永製菓さん】↓

https://www.morinaga.co.jp/reito-cookie/
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森永製菓さんありがとうございまーす!楽しい&美味しいでーす!!

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題名:結婚する大切な君へ


作者:オニオン侍

人数:3人(0:3)


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【本作における著作権管理・利用について】

本作は著作権フリーであり、サークル活動、

無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。

また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、

必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)

(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます!)

(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:20分

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【配役】

○女性


名前:望月 ましろ(もちづき ましろ)

年齢:20代~

概要:結婚するんだって!



名前:冬原 さくら(ふゆはら さくら)

年齢:20代~

概要:嬉しいような寂しいような



名前:松前 よつば(まつまえ よつば)

年齢:20代~

概要:お祝いしたいような阻止したいような


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望月(♀):

冬原(♀):

松前(♀):

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本文




望月「2人共久しぶり~!」


冬原「久しぶりー!元気そうやね!」


松前「元気元気ー!会えて嬉しいー!!」


望月「今日の為に、休みをもぎ取りました」


冬原「さっすが!私も前倒しにやってきたわー」


松前「私は明日も休みにしちゃったー!」


望月「うあああ羨ましいいい」


松前「おーっほっほっほ!」


冬原「その発想はなかった……天才やわ……」


望月「今度会う時絶対そうする」


松前「さーさ、持ってきたもの開けよ開けよ~」


冬原「ふっふっふ、おすすめのものいっぱい持ってきた!」


望月「あ゛ーーー!!それ絶対うまいやつ!!」


冬原「せやろせやろ~」


松前「さすがだねー!わかってるぅ」


望月「私だって負けないし!!俺のターン!ドロー!チーズの味噌漬け!」


冬原「ぐあああああ」


松前「なんのこれしき!俺のターン!ドロー!レモンワッフル!」


冬原「ぐあああああ」


松前「ふはははは!!!うわ、美味しいサクサク」


望月「はーーー開始早々楽しすぎるし、腹痛い」


冬原「ほんそれな!というか子供の頃からなんも変わらなさすぎじゃない?!」


松前「ほんと!20年以上変わらないってすごい事よ!」


望月「しわしわになってもこんな感じなのか……」


冬原「それはちょっとアレだな!もう少し落ち着きたいわな!」


松前「そうよ!あたしたち、淑女よ!レディよ!」


望月「ポーズどうなってんの、ひぃ、笑いすぎて顔面痛い」


冬原「そうですわね!あたくしたち、立派なレディでしたわ!」


松前「レディなので踊ります」


冬原「ずんちゃずんちゃ」


望月「待って、ひぃ、ツッコミが不在すぎる」


松前「フロア沸かせるわよ!」


冬原「FOOOOOO!!」


望月「げほげほっ、笑い死にする、まって、ほんと」


松前「お水のんでお水!」


冬原「そしてワッフル食べて!」


望月「よつばさんありがと……そしてお前は喉をつまらそうとすな!」


冬原「そんな!あたいはましろちゃんのためを思って!」


松前「そうよ!さっくーは良い子なのよ!」


望月「えっあっ、ごめ」


冬原「ちっ、バレちゃあしょがない!おらー!口の水分もってかれろー!」


望月「ちょっ、それはあかん!それはあかんよ!」


松前「なるほど、そのためのバゲットだったのね」


冬原「いやあ、いいところにあったから」


望月「うえーん、おいしいー、けどパサパサになった」


冬原「あらあら、かわいそげに。はい、お酒」


望月「お前のせいだからな?!あとお水がいいです!」


松前「あたいのお酒が飲めないっての?!」


冬原「よつばさんのお酒を断るたぁ、いい度胸してるじゃぁないか!」


望月「ねぇ酔ってる?!酔ってるの?!」


松前「あははー、楽しいねぇ。冬原さんや」


冬原「わははー、楽しいねぇ。松前さんや」


望月「ええ……いや、うん、楽しいんだよなぁ、ちくしょう!」


松前「あはは、ごめんごめん!はー、こんなノリ許してくれるの2人だけだよー」


冬原「わかる。というか2人の前でしかやらんけど!」


望月「他の人にやるなよ?!特にお前ー!」


冬原「なんですかな、望月さんや」


望月「自由すぎん?」


松前「フリーーーーーーダム!」


望月「今度はなに?!」


松前「大人のしがらみを忘れて今日ははじけましょう、の合図です」


冬原「フリーーーダム!」


望月「順応性どうなってんの?!」


松前「あっはっはー、お酒が進むなぁ」


冬原「このチーズ美味しすぎる、どこで買ったん」


望月「へ?!え、あー、物産展やっててさ」


冬原「ははーん、さてはほっかいどぅーやな?」


望月「言い方!そうだけど!」


松前「でっかいどぅーはいいぞ、試される大地だからな」


望月「どういう理由?!いいとこだけど!」


冬原「はー、試されてるわ、これは」


望月「どういう味?!」


松前「望月さんや、まぁまぁ落ち着いて」


望月「わ!なにこれ!めちゃくちゃ綺麗なお酒!」


冬原「わ!なにそれ!すごい!」


松前「ふっふっふ。これはですね、自分へのご褒美でして」


望月「え!そうなの!?わけてもらっていいの?!」


松前「もちろん!ちょっとね、頑張ったなぁと思いましてね」


冬原「よつばさんはいつだって偉いので、毎日ご褒美もらっていいよ!」


望月「いや、ほんそれな」


松前「まぁまぁ、2人もどーぞどーぞ!一緒に幸せを分かちあっておくれ」


冬原「わーい!ありがとう!あ、じゃあ私も」


望月「え、え、なになに」


冬原「じゃーん!私はいただきものだけど、めっちゃ並ぶお店のチーズケーキ!」


松前「え!!あのお店?!すご」


望月「チーズ好きにはたまらんやつじゃん……」


冬原「みんなでわーけーよー!」


望月「ええん、ありがとー!え、というか、すごいお祝いムードになってきたね」


松前「ひゃっふー!祝え祝えー!」


冬原「いええええい!みんな偉い!おめでとう!最高!」


望月「い、いええい」


松前「あれ、どしたのましろちゃん」


冬原「どしたん、どしたん、ぽんぽんいたぁなったか?」


望月「いや!ごめん、ぽんぽんは無事です」


冬原「そいつぁ何よりだぜ」


松前「何か言いたい事あるんでしょ!お姉さんにはわかっちゃうんだぞ~~」


望月「う、うん」


冬原「えー!なになになになになに」


松前「わくわく」


望月「え、えっと、いや、今日ね、どこかでお伝えしようとは思ってたんだけど……」


松前「はっ、もしや」


冬原「もしやもしや~~」


望月「今度のね、春になんだけど……その、お付き合いしてる方と……結婚、します!」


松前・冬原「「おおおおめでとおおおおおお!」」


望月「あ、ありがとー!」


松前・冬原「「ふおおおおおおおおおおおおおおおめでとおおおおおお!!」」


望月「ちょ、テンションたかっ!!」


松前・冬原「「うわああああんおめでとおおおおおおめでとおおおおおお!

」」


望月「ステイ!ステイ!」


松前「こんなん落ち着いていられるかってーの!ふううううううう!」


冬原「宴じゃ宴じゃーーーーい!!」


望月「す、座れ!お座りお座り!」


松前「あら、あたくしに向かってそんなわんちゃんみたいに言うなんて」


冬原「いつのまにそんな偉くなったのかしら」


望月「って言いながらも座る2人が好きよ……」


松前「おふざけは置いといて、いやほんとにおめでとうね!」


冬原「おめでとうおめでとう!!」


望月「へへ……ありがとう!!2人にはね、真っ先にお伝えしたいなーって」


冬原「わかってるやん」


望月「偉そう過ぎない?!」


松前「さすがあたし達が育てただけあるわね」


望月「育てられたっけ?!……いやわりと育ててもらってるな!ありがとね!」


冬原「お相手はどんな人よ、そんじょそこらの男じゃ、あたい達認めないわよ」


松前「そうよそうよ!どこの馬の骨よ!あたし達の大事なましろちゃんを嫁に出すからには、審査をさせていただく必要があります」


望月「急に事務的になったね?!」


冬原「おうおう、教えてみぃ、どんなあんちゃんじゃい」


望月「えええ……え、っとねぇ……すっごく優しくて、趣味もあうし、頼りになるし……えっと、うん、すごく素敵な人だよ!」


松前「かーーーーーーーーーーーっ!」


冬原「はーーーーーーーーーーーっ!」


松前「聞きました?!冬原どん!」


冬原「しかと聞きやしたぜ、松前どん!」


松前「そして見ました?!冬原殿!」


冬原「しかと見ましたぜ、松前殿!」


松前「まーーー!なーーんて可愛いお顔で話すのよ!ましろちゃん!」


冬原「もうそのお顔が幸せを物語ってるわよ!ましろちゃん!」


松前「会ってもないけど絶対良い人ってわかっちゃったじゃん!ましろちゃん!」


冬原「かーーーーーーーーーーーっ!」


松前「はーーーーーーーーーーーっ!」


望月「2人もまくしたてすぎじゃない?!」


松前「もー、お嫁に出したくなさすぎるから、粗を探してやりたかったのにぃ」


冬原「こりゃ完敗ですわな」


松前「でもそれはそれ、これはこれ。かれぴっぴとテレビ通話させなさい!!」


望月「な、なんで?!」


冬原「会社に入る時もさ、面接ってあるやん?」


望月「あるけど?!」


松前「それ」


望月「それ?!」


冬原「あたい達の大事なましろちゃんをお渡しするんだから!!ツラくらい拝ませなさい!!」


望月「や、やだーーー!!」


松前「反抗期だわ!大変!」


望月「い、いつか会わせるから!」


松前「なるほど、直接殴り込みにいくのね」


冬原「それはありやなぁ」


望月「殴り込みじゃないよ!!穏やかに!穏やかにして!」


松前「まぁ冗談はおいといて」


望月「冗談だったの?!どこから?!どこまで?!」


冬原「いやあ、どんな人かは気になるし心配だけどさ」


松前「ましろちゃんが困るっていうならねぇ」


冬原「ねー。式で会うの楽しみやねぇ」


松前「結婚式!!楽しみだわ!はっ、ウェディングドレス?!それとも白無垢?!」


冬原「うわあああああ悩むうううううどっちも着てくれ頼む!!」


望月「し、式は今の所予定が……」


冬原「なん……だと……?」


松前「ウェディングフォトは……?」


望月「あーーー、お写真だけはね……撮れたらなぁとは思うんだけど」


冬原「友人代表のスピーチは……?」


松前「ブーケトスは……?」


望月「参列する気満々でいてくれてありがとね……?な、なんかごめんね……?」


冬原「しょげ……」


松前「しょも……」


望月「あ、あわわ……」


冬原「まぁ、お2人が幸せならいいか!!式を挙げない分、新婚旅行豪華にしちゃえ!」


松前「世界一周!!」


望月「切り替えすごいね?!あと世界は一周できないよ?!」


冬原「ついていこうかなぁ」


松前「いこういこう!」


望月「新婚旅行に?!まさかの同行?!」


冬原「わは、冗談だよ」


松前「ましろちゃんたら~おほほほ~」


冬原「おほほほほ~」


望月「はぁはぁ……ツッコミ疲れた……」


松前「……うん、おめでとう!本当に、本当におめでとうだね!!」


望月「何急に?!どうしたの」


松前「赤ちゃんだったあなたが結婚かーと思って。しみじみしてる」


望月「もうそれ完全にお母さんの目線だね?!」


冬原「はい!正直に言います。嫌です!!!!」


望月「こっちはこっちで何?!」


冬原「大事なましろちゃんをとられたくありませーーーーん!いやでーーーす!ぴっぴろーー!」


松前「わかる!いやでーーーす!ぴっぴろー!」


望月「ぴっぴろって、んふ、ツボった……ひぃ、ぴっぴろって……」


冬原「でもあなたがより笑顔に、幸せになるので、大人の私は大人しく祝福しまーーす!」


松前「えらーーい!私もしまーーす!」


冬原「えらーーい!」


松前「でもやっぱりいやでーーーす!」


冬原「ほんとそれ~~~!」


望月「落ち着いてって……あれ、な、泣いてる……?」


冬原「な、泣いてませーーん!これはお祝のお酒でーす!」


松前「そうでーす、泣いてなんかやりませーん!」


望月「んもー、明らかに泣いてるよ!はい、ティッシュどーぞ」


冬原「ズビ……ありがと……こんなに優しい子だからかれぴっぴも幸せやな……ズビ……うう、嬉しいのにいやすぎて……」


松前「ズビビ……わかる……複雑すぎる……でもめちゃくちゃおめでとうの気持ち……」


冬原「そうなんよ……助けてくれ……超おめでとう……」


望月「情緒がぐちゃぐちゃすぎる……」


冬原「はぁ……しかし……それにしても……なんてめでたい日なんだ!」


松前「宴じゃ宴じゃーー!!」


望月「だから情緒どうなってんの!」


冬原「入籍したらまた改めてお祝いするから楽しみにしとってね!」


松前「ビッグプロジェクト始動だー!」


冬原「うおー!!」


望月「えへへ、ありがとー!楽しみにしてるね」


冬原「盛大なパーリナイにしたる!」


松前「フロア沸かしてけ~!!」


望月「また踊り出した!!ステイ!ステイ!」


冬原「こんな良い日に踊らないでいつ踊るんや!踊れ踊れ~!」


松前「沸かせ沸かせ~~!!」


望月「んもー!!わ、私も踊ってやるーーー!!」


冬原「おめでとう!おめでとー!」


松前「幸せになるんだぞーー!」


望月「あ、ありがとーー!幸せになるーー!」


冬原「でもでもでも、私達が1番あなたの事大好きなんだからね!」


松前「そうよそうよー!今までもこれからも、ずっとそうなんだから!」


望月「ええええ、きゅ、急にデレた!あ、ありがとう!私も大好きだよ!」


冬原「わかればよし!さあ踊れ踊れ~!」


松前「FUUFUUUUUUUU!」


望月「い、いえーーい!2人もこれからも、よろしくね!」


冬原・松前「「こちらこそ!!」」


~完~




◎あとがき

私の大切な幼馴染が結婚します。嬉しいやら、寂しいやら。幸せのおすそ分けをいただきました。彼女へのお祝いに、この複雑な気持ちを込めたこの台本を贈ります。本当におめでとう!より一層幸せになりますように。


ちなみに実際はかれぴっぴとその場でテレビ通話させてもらいました。へへっ!!

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2022年も残りわずかとなりました!
年末をいかがお過ごしでしょうか?
お世話になった皆様に愛をこめて、
年内のご挨拶用にセリフ集を書きました!
今年最後のセリフ投稿にいかがでしょうか?
どうか良いお年をお迎えくださいませ~!


【ご利用規約】
OK◎
・SNS、YouTubeやニコニコ動画など
動画配信サービス上での個人・非商用利用
(使用に際するご報告、クレジット表記
は必要ありませんがいただけると、とても嬉しいです!)

・度を越えない範囲のアドリブ、改変
(TRPGユーザーの方はぜひ、
探索者風にアレンジして
楽しんでください!)


NG×
・報告なしの商用利用
(必ずご一報ください!ご相談させていただきます)
・自作発言



【色んな年内のご挨拶セリフ集】

■男声


◎紳士な老人


「今年も1年間大変お世話になりました。来年もあなたと共に過ごせる事を願っております。どうかお身体にお気をつけて、良いお年をお迎えくださいませ」


「あなたのご活躍、この老骨にはいささか眩しすぎますよ。冗談なんかじゃございません。あなたの光に、多くの方がきっと魅せられて、励まされております。来年はさらに輝かれる事でしょう。どうかお傍で見守らせてください」



◎元気な老人


「はっぴーにゅーいやーじゃ!なに?!まだか!がっはっは!ことよろことよろ!なに?!これもまだか!」


「ばあさんや!年越しはまだかね?」


「かーっかっかっか!!今年もよう頑張ったなぁ!あんたの頑張りは、わしが1番よう知っとる!いいもん見せてもろたわ!年越しくらいはゆっくりせい!また来年頼んだぞ!かーかっかっか!」



◎ダンディ


「君にとって素敵な1年になったかい?私は君と過ごせて最高だったよ、ありがとう。どうか、いい年末を楽しんで」


「1年間お疲れ様。偉かったね。今日は暖かくしてゆっくりお過ごし。そうだ、何かご褒美が必要だね。何をご所望かな?…えっ、私と過ごす時間?ははっ、いつの間にそんなキザな事を言えるようになったんだい。そうだね、来年もずっと共に過ごそう。よろしく頼むよ」



◎青年


「今年もたくさん遊んでくれてありがとうなー!来年もすぐ遊ぼう!なんなら初詣一緒に行かん?」


「1年間過ぎんのめちゃくちゃ早くない?!楽しいとあっという間なんだなー。っていうか俺達ほぼ毎日遊んでなかった?!おかげで超楽しかったわー。また来年も遊んでくれよなー、まじで!頼むよー!」



◎少年


「へへへー、いっぱい遊んでくれてありがとー!風邪ひいちゃだめだからね!良いお年をー!」


「お仕事いっぱい頑張って偉かったね!ぎゅってしてあげる!なでなでもしてほしいって?んもー、大人なのにぃ。仕方ないなぁ、よしよーし。いっぱい偉かったねー!一緒に年越しそば食べよーねー!あ、おもちも食べなきゃ!」




■女声


◎物腰柔らかな老人


「今年はどんな1年だったかしら?美味しいものをたくさん食べられたかしら。来年も素敵な歳になりますように」


「今年もお疲れ様でした。あなたの頑張る姿を見て、私も頑張って生きようって思えたわ。どうもありがとうね。いつくたばっちゃうかわからない老いぼれだけれど、また来年もあなたの成長を見守り続けたいって思っているわ。どうか、よろしくお願いしますね」



◎元気な老人


「はー!年末って本当に忙しいわねぇ!大掃除に、年賀状作りに、おせちの準備!はー忙しい忙しい!あんたもほんと、よく働いて偉いわねぇ!おつかれさん!」


「ちょっとじいさん!もう歳は越したでしょう!」


「色んな事があった1年だったわねえ。大変な事も多かったけれど、こうしてあなたと一緒に年末を過ごせるのだから、幸せねぇ。まだまだ私も長生きするから、来年もたくさんの思い出を作りに行きましょうねぇ」



◎大人な女性


「1年間お疲れ様でした。よかったらこの後、飲みに行きません?ふふ、2人で忘年会です」


「あなたと過ごしたこの1年間は、本当に幸せで最高だったわ!でもね、まだまだ一緒に行きたいところが数えきれないほどあるの。きっと、おじいさんおばあさんになっても、足りないくらい。だから、また来年も、私とたくさん会ってくれるかしら」



◎少女


「あけましておめでとうございます!はっ、間違えちゃった!!えへへ、良いお年をー!」


「ねんまつ、って大忙しなんだって!おうちのお掃除でしょ、おせちも作るでしょ。だからね、ばーばのお手伝いするんだー!へっへっへー。だからね、あとでね、いっぱい頑張ったねーって褒めてほしいなぁ」





こちらもどうぞ♪
お声の振り幅別セリフ集

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題名:お疲れ様って言いたいな

作者:オニオン侍

人数:1人(0:0:1)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:3分


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【配役】


○不問

女性寄りに書いていますが、読み手の方の読みやすいように改変してください!


年齢:お好み

概要:労わりたい



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2022年も残りわずかとなりました。

今年もいっぱい頑張って偉すぎるそこのあなたへ。

全力で労わらせてください!!!


「セリフ」は1つずつでもお楽しみいただけますし、

全て繋げて読んでも楽しいです。


どれか1つでも今日のあなたの心に届いて

お疲れをやわらげられますように。


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本文



「今日も1日お疲れ様!いっぱい頑張ったね。毎日本当に偉いなぁ」


「ご飯も食べて、お風呂も入って、歯も磨いたの?!天才すぎるね!そういう当たり前の事ができるってすごい事だと思うんだよねぇ」


「手抜きしちゃった?いいよいいよ!むしろどんどん手は抜いてこ!全力出せる君も偉いし、しっかり休む事もできる君も最高!!」


「いつだって、どんな君も最高だし、私は大好きだよ!心の底から尊敬してる」


「君の頑張る姿は私に勇気をわけてくれてるんだよ。ふふふ、ほんとだよー!私以外の人にもきっとね」


「学校に行くのも大変だし、お仕事だって超大変!!おうちの事をするのもえらいこっちゃだし、趣味に打ち込むのだって体力いるよねぇ。何をしてても君はすごいし、とっても偉い!」


「どれだけ偉い、頑張った、すごいね!って言われてもぜーーんぜん嬉しくない時だってあるよね。でもいつか私の言葉が、ちょっとでも君の事をあっためてくれたらいいなって、思ってるよ」


「また大変な日々がやってくるけれど、いつだって私は君の味方だから!疲れたー!!!ぎゅってしてくれー!って走ってきていいからね!」


「今日も1日、ほんとーーーーにお疲れ様!いーっぱい寝て、また明日の朝、元気におはよーー!って言おうね。ほんとに、ほんとーーーにお疲れ様!おやすみなさい」





【ご紹介】
多くの方に読んでいただけて嬉しすぎます。
皆様本当にありがとうございます!!
嬉しすぎるので、ここで自慢させてください!!(笑)

・Marikaさん


・あきらさん

・水鳥さん

骸戯ねあ。さん

・ふかみさん


・ぎん姉さん


これからもどんどこ自慢させてください!
読みました~!のお声、お待ちしておりまーす!

自分でも読んでみました!!

・地声


・僕ver.

・メドレー



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題名:土食いねェ!

作者:オニオン侍

人数:3人(1:2)


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【本作における著作権管理・利用について】


本作は著作権フリーであり、サークル活動、


無料放送、商業目的問わず自由にご利用下さい。


また、いかなる目的での利用においても報告は不要であり、


必要に応じて改稿・編集をして頂いても構いません。


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(ご報告はいただけるとめちゃくちゃ喜びます。)


(配信などございましたらぜひお教えください!)


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時間:20分


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【配役】


○男性


名前:A

年齢:20代

概要:土を食わない



○女性


名前:B

年齢:20代

概要:土を食う



名前:C

年齢:20代

概要:実は土を食いたくない



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本文



B宅に集まるA、B、C。


C「やっほー、来たよー!」


B「へいらっしゃい!土食いねェ!」


A「お会計で」


B「つれねぇなぁ!」


A「帰るぞ」


B「まあまあ、そう言わず!上がって上がって〜!」


C「わーい、お邪魔しまーす!」


B「さささ、どーぞどーぞ!」


A「押すな押すな、わかったから」


C「わぁ、お部屋可愛いー!」


A「てっきり茶色一色にしてるのかと」


B「土カラーってか!土は塗るもんじゃなくて、食うもんだからねー!」


A「んなわけねぇだろ」


B「さーさ、ここ座って〜!すぐに始めるからねー!」


A「永遠に始めなくていいぞ」


C「とかいいつつ、ちゃんと座って待ってるから偉いよね!」


A「あ"?……この前の忘れたのか?」


C「……あー……あはは、そうだったね」



回想。先週の休日。A宅前にて。

インターホンを連打するB。渋々扉を開けるA。


A「……はい」


B「遊びにきーたよー!」


A「帰れ」


C「せっかく来たのにー!」


A「帰れ」


B「ほら見て!採れたての土!!」


A「持ち帰れ」


C「お昼まだでしょー?食べなよー!」


A「持ち帰れ」


B「ぬぬ……わかったよ!帰りますー!」


A「おう、立ち去れ立ち去れ」


B「一緒に食べたかったのになー!」


C「朝から頑張って採って来たのにー!」


B「しっとり赤土もあるのになー!」


A「ええっじゃあ食べます!とか言うと思ってんのか」


B「言うでしょ!!もー知らん!知らんぞー!」


C「頑固者ー!」


A「お前らで食べればいいだろ。食える量増えてよかったじゃねえか」


B「幸せは分けてこそですー!ねー!」


C「そ、そーだそーだー!」


A「……お前、食う気ねえだろ」


C「え"っ、やだなあ、そんな事ないよ」


A「そーかそーか。そんじゃ俺の分も美味しく食っといてくれ」


B「言われなくてもたくさん振る舞いますー!女子"土"会に変更しますー!」


C「え"っ」


B「え?」


C「あ、あー!大変!お腹痛くなって来ちゃったー!あいたたた」


A「演技力クソかよ」


C「あーいたたた、今は何も食べられなさそー!!」


B「大丈夫?!早く帰って休まなきゃ!」


C「ご、ごめんねー!あいたた、また来週ー!」


A「おう、2度と来んな」


B「来週は我が家にご招待してやるからな!覚えとけ!」


A「なんだその捨て台詞……」


立ち去るB、C。部屋に戻るA。


A「騒々しいにも程があんだろ……はぁ……っこいしょっと……」


ベッドに寝そべり寛いでいると、玄関の方から何やらゴソゴソと物音が聞こえる。


A「あ?なんだ?配達か……?」


不審そうに玄関の方へ視線を送る。


A「特に何も頼んでねえしな……まあ、いいか」


一度起こした上体を再びベッドに沈み込ませる。静かな部屋に物音が鳴り続ける。


B「えいっえいっ……んー……もうちょいいけるかな?!」


C「こ、声が大きいよ!」


B「やば!バレちゃうバレちゃう!」


A「……ん?空耳か……?」


B「しっかし、あいつも馬鹿だなー!こんなに良い土をみすみす逃すなんて!」


C「そ、そうだよね!」


B「あんまりにもかわいそうだから、こうしてお裾分けしてあげてるんだけどね!」


C「優しいなあ」


B「でもこういうのってやっぱりサプラーイズ!がいいじゃない?」


C「うんうん」


B「だからコソコソ詰め込んだらささーっと逃げなきゃねー!」


A「空耳じゃねえなこれ!あいつら帰ったんじゃなかったのか?!」


慌てて玄関へと駆けていくA


C「や、やばい!足音近づいてるよ!」


B「えいえいっ!よっしゃ!逃げるぞー!」


A「おいこら!!」


勢いよく扉を開く。それと同時に異様に扉が重たく感じる。


A「は……?」


B「ちょっとー!そんなに勢い良く開けたらこぼれるでしょー!」


C「あ、あ、えっとー」


A「扉クッソ重てぇ……お前ら何しやがった!」


B「もー、気がつくの早すぎ!せっかくサプラーイズしようと思ったのに」


A「サプライズだぁ……?おい、ポストどうなってんだこれ、ギッチギチじゃねえか」


B「サプラーイズ!!!!」


C「さ、さぷらーいず」


A「うるせぇ!何しやがった!」


B「ふっふっふ、開けてごらん!いいものだよ!」


A「ふざけんな!どうせ土だろ!」


B「さあ、さっさと開けるんだ!」


C「開けろ開けろー!」


A「ほんとふざけんなよお前ら……クソッ……」


ポストを開け、詰め込まれたそれをひとつまみ取るA。


B「テッテレー!」


A「やっぱり土じゃねえか!!」


B「喜べ!お裾分けだ!」


C「わー!」拍手


A「ふざけんな!人んちのポストに土詰め込みやがって!!」


B「ちょっと急だったからさー、本当はね?ラップとかに包んであげたかったんだけどー」


A「話を聞け!」


B「でも大丈夫!水で洗えばちゃんと美味しく食えるから!」


A「うるせえ!持ち帰れ!!」


回想終了。Aは大家さんに見つかる前に頑張ってお掃除しました。



C「いやぁ、先週は大変でしたね、あはは」


A「あ"?」


C「すいません……」


A「今日もな、断った方がめんどくせえ事になるから来てるだけだ」


C「あ、あはは……その節はどうも!」


A「お前も共犯だからな、覚えてろよ」


C「うう、すんまへん……」


B「お待たせー!」


A「微塵も待ってねぇけどな」


B「それじゃ始めるよ!」


C「わー!」拍手


B「土のフルコースパーティー始まり始まりー!」


A「すでに帰りてえ」


B「まずはこちら!前菜の盛り合わせです!召し上がれー!」


C「わ、めちゃくちゃ綺麗!すごーい!」


A「見た目はマトモなんだな……」


B「失礼な!味も完璧ですー!!」


C「えっと、これはなーに?丸くてキラキラしててすっごく可愛い……」


B「お目が高い!こちらはめちゃくちゃピカピカに磨き上げた土団子です!」


C「つ、つちだんご……」


A「無駄な技術持ちやがって……」


B「あったかいうちに召し上がれー!」


C「あったかいんだ……」


A「ホットな泥団子ってなんだよ、意味わかんねえな……」


B「土団子ですー!」


A「変わんねーだろ!」


C、震えながらナイフとフォークで土団子を割ってみる。どろり、と液体が溢れ出す。


C「ひ、ひい……中から何かでてきた」


B「あっそれはね、練りに練った土だよ!」


A「土の中に土を仕込んでやがる」


B「もー!2人とも冷めちゃうから早くお食べ!」


C「ひ、ひい……」


A「んな目でこっち見んな。助けんぞ」


C「いいん……」


B「……もしかして、食うの嫌だった?」


A「おい、俺の時とは随分扱いが違うじゃねえか」


B「当たり前だろう!」


A「このやろう!」


C「う、うう……い、一生懸命作ってくれたんだもんね……う、うう」


B「3日前から仕込みを始めたよ!」


C「ひい、本格的ぃ……」


A「馬鹿かよ……。一応聞くが、この後何が出てくんだ?」


B「待ちきれないのー?仕方ないなぁ!全部出しちゃうから食べながら待ってて!」


A「誰が食うか!」


C「う、ううう……」


A「目瞑って震えてまで食おうとすんな馬鹿」


B「へいお待ち!土のフルコース大集合!」


C「あわわわわ……」


A「見た目だけマトモなのが腹立つな」


B「えっとね、こっちがメインの土ハンバーグで、スープは土のポタージュ!副菜は土のキッシュだよ!最後のデザートは赤土のプディング!さ!召し上がれ!」


C「な、なんでいい香りがするんだろ……」


A「謎の技術持ちやがって……」


B「土(ツチ)ンバーグはこのソースをかけるとより美味しくいただけます!」


A「小粋に略してんじゃねえぞ」


C「ち、ちなみに何のソース?」


B「オリジナルのガーリックオニオン"土(ツチ)"ソースだよ!」


A「ソースまでお手製かよ。もういっそ褒めてやろうか」


B「え!照れるんだけど!」


A「まだ褒めてねえよ!!」


C「う、うう……」


B「そんな事より食って食って!」


C「……うん、い、いただきます」


A「おい馬鹿、正気か」


C「私たちのために用意してくれたから……!」


B「ワクワク!」


C「うっ。そ、そんな目で見ないで……」


A「お人よしも考えもんだな」


B「ワクワク!ソワソワ!」


C「〜〜!!えいっ」


C、土ンバーグのひとかけらを口に放り込む。芳醇な土の香りが口いっぱいに広がる。


C「も、もぎゃ……」


A「おい、しっかりしろ!」


C「そういえば、ちっちゃい頃からこんな感じだったなぁ……うふふ……」


A「おい!帰って来い!おい馬鹿!」



回想。B、C幼少期。砂場で仲良く遊ぶ2人。


幼B「へいらっしゃい!おしゅしやさんだよ!」


幼C「たまごのおしゅしくーださい!」


幼B「あいよー!ぎゅっぎゅっ……できたー!へいお待ち!」


幼C「わぁ、すごぉい!おいしそー!」


幼B「へへへー!」


幼C「パクパク……おいしー!」


幼B「あれ?」


幼C「どうしたのー?」


幼B「だって食べてないのにおいしーって変なのー!」


幼C「えー!だって土は食べないよー?」


幼B「土じゃないもん!たまごのおしゅしだもん!」


幼C「うう、で、でもー!」


幼B「頑張って作った、たまごのおしゅしだもん!!!」


幼C「あ、あわわ……な、泣かないでぇ」


幼B「たまごのおしゅしなのぉーーー」


幼C「う、うう……ぱ、パクパク!」


幼B「ひっく……ひっく……」


幼C「もぎゃ……お、おいしー……」


幼B「へへ……へへへぇ!そうでしょー!」


回想終了。この後Cは無事にお腹を壊しました。



C「たまごのおしゅし……へへへ……」


A「おい!しっかりしろ!」


C「はっ」


A「完全に目がイってたぞ、お前」


C「こ、これが走馬灯……?!ふわっ、口から土の香り!」


B「ねえねえ!美味しかった?!」


A「容赦なさすぎんだろ」


C「お、おお、おいしかったよ!」


B「へへへ、そっかー!よかったー!おかわりあるから、どんどん食べてね!」


C「い、いいん……」


A「こっち見んな」


B「ふんふんふーん!」


A「お前は上機嫌すぎるだろ」


B「えー?だって嬉しすぎるでしょ!大事なお友達と、大好物を一緒に楽しめるなんてさ」


A「……このやろう。それを否定したら完全におれが悪者じゃねえか」


C「大事な……お友達……」


B「へへー」


C「へへ……」


A「……お前、それで良いのか?」


C「えっ……ど、どういうこと?」


A「お前だけ我慢して、それで良いのかって事だよ」


B「我慢……?」


C「我慢なんて!!」


A「これからもずーっとこれ食うんだぞ」


C「ず、ずっと……」


B「な、なになになに、なんの話さ」


A「お前らが仲良しこよしなのは勝手だけどな、片方が押し付けてんの見るのは気分が悪ぃ」


C「……押し付けなんかじゃない……けど」


A「あとは知らん。俺は帰る」


帰ろうとするA、慌てて腕を引っ張るB。


B「あ、ちょっとー!まだ食ってないじゃーん!こらこら!」


C「あ、あ、あのね!」


B「わっ、びっくりした!なになになに、どうしたの」


A「頑張れよ。じゃあな、また来週」


B「えー!ちょっと!じゃあこれ!はい!またね!」


小包みを押し付けるB。手をヒラヒラ振りながら帰るA。


B「どしたのどしたの、しょんぼりしちゃって」


C「あのね……ちっちゃい時から、仲良くしてくれて……ほんとにありがとう」


B「急になにー!こちらこそだよ、ありがとう!大好き!」


C「へ、へへへ……えっとね、でもね……」


B「わっわっ、泣いちゃいそうな顔して!どうしたのどうしたの、よしよーし」


C「ぐすっ……ごめんね。あのね……私、実はね、ずっと前から……土を、食いたくないの……」


B「……え?」


C「ごめんね、ごめんね……頑張って食えるように練習したけど……ダメだった……」


B「ま、待って待って……ずっと前からって……えっ、でも一緒に」


C「ごめんね……嫌われたくなかったから……泣かせたく、なかったから……」


B「そ、っか……」


C「嘘をついてて、本当にごめんなさい」


B「そっかぁ……」


C「……ごめんね……」


B「ううん、教えてくれてありがとう。びっくりしたけど……というか!ずっと嫌なのに食わせてごめんね?!」


C「へ……?」


B「もー!てっきり土好きなんだと思って!ぜーんぜん気が付かなかった。ほんとごめん!」


C「う、ううん……」


B「お詫びにさ、好きな物教えて?いっぱい用意するよー!」


C「へ?!え、えっとケーキが好きなの……」


B「ケーキね!わかった!どこのお店にしよっかな〜!」


C「え、えっと……土、食わない私とも……仲良くしてくれる?」


B「へ?!もちろんだよ?!なんで?!」


C「……へへっ、そっかぁ」


B「えー!なになになにー!」


B宅の玄関前。佇むA。


A「お前らほんと馬鹿だよなぁ」


A、受け取った小包みから一つ土団子を取り出す。


A「おみやの土団子ってか?ふざけやがって」


ガブリと土団子にかぶりつく。


A「……はーーー……ほんと、馬鹿だよなぁ」


呆れたように笑いをこぼし、その場を後にする。


〜完〜




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